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Sawasdee Thailand
バンコク発小さな旅(ノーングカーイ)


ノーングカーイはタイの東北部、ラオス国境の県です。

今回はラオスからタイに入国して、翌日の列車が発車するまでの1泊2日の滞在でした。 入国経路はタイ、ラオスにかかる友好橋を渡っての陸路入国です。

これは、仏暦2546年7月(西暦2003年)のノーングカーイの様子です。

   船着場
ラオスへの船着場 タイに入国したのは午前11時頃でした。三輪自転車タクシーの運ちゃんに連れて行ってもらった安宿は 市中心部から少し西寄りにある宿だとわかりました。宿に荷物を置き、散歩代わりにノングカーイの街を歩き始めます。

これは、メーコーングの両岸を往復している乗合舟の船着場付近の通りの様子です。外国人はこの船に乗って両国を行き来することは できませんが、ノーングカーイ県に戸籍があるタイ人と、ラオス人はここから船で国境を越えることができます。

中国やベトナムから船で運ばれてきた小型電化製品やおもちゃを売るの店の前には、たくさんの人がいました。

   ワット
ワットに行ってみました。

暑い昼下がりワット敷地内にあるポーの木の下に座ってボーっとしていると、ついつい眠くなってきます。バンコクとは違い人の数が 圧倒的に少ないですので、近くを飛び回る羽虫の羽の音まで聞こえてきそうです。

猫がいましたので写真を撮りました。たまたま私が持っていたビーフジャーキーを与えたら旨そうに食べ始めました。
ワット ワットにいた子猫
タイでは、近所に住む人が飼えなくなった動物をワットに連れてくることがあります。 動物を殺生してはならないという小乗仏教の教えにより、犬、猫、うさぎ、鶏と言った小動物がたくさんいる 動物園状態のワットも少なくありません。ワットで修行している僧がそれらの小動物に餌を与えます。

ワット内を歩いていますと、敷地内をウロウロしている動物によく出会います。

   ローカルバス
ハデハデなバス ワットの近くにあるバスターミナルにノーングカーイ県内を走っている地元のローカルバスが停まっていました。 バンコクとの間を運行しているすっきりしたデザインの長距離バスとは異なり派手なペイントが施されており、 どことなく走る中国寺院という印象を受けます。

どうもアジアの発展途上の国の人はバスをテカテカに飾り立てるのが好きなようで、決して時間通りには走ってくれないバスではるけれども、 どことなく威容を誇っているように見えます。

このバスはすぐ南の県であるウドンターニー県まで行くバスです。直線距離にすれば50kmそこそこですが、 あちこち遠回りして行くでしょうから2時間以上はかかるのではないかと思われます。

   土地の言葉
ここはタイ国内だと言うものの、人々が話している言葉は私が知っているタイ語ではありません。

時々、家で妻と話しているイーサーン語に少し似ている土地の言葉のようで、気合を入れて耳を澄ませても 話している内容の半分もわかりません。たぶんラオス語とイサーン語の中間的存在のような言葉なのでしょう。

ここのノーングカーイの人はいったいいくつの言葉を話すのかを考えてみます。標準タイ語の他にラオス語、イサーン語、そして 土地の言葉。つまり、これら4つの言葉を時に応じて使い分けていることになります。

   メーコーングの夕景
夕方、メーコーングの河畔に夕焼けを見に行きました。

昨日の夕方はラオス側からこのメーコーングの夕陽を見ていましたが、今日はタイ側から見ています。河の対岸はラオス、私が昨日までいた 国です。さっきの船着場からラオス行きの舟がタイの国旗を船尾にかかげて船着場を離れて行きました。

こちらの河原ではタイの子供が魚釣りに興じています。羽化する羽虫を食べに魚が水面に上がってくるのか、河に棲む魚がしきりに ライズしていました。

あたりの気温は30度、まだ昼間のけだるさが残っているもののきれいな夕陽です。
メーコーングの夕陽

   ノーングカーイ駅
ノーングカーイ駅 6時45分に発車するバンコク行きの列車に乗るために、朝5時に起きて早朝のノーングカーイ駅に着きました。

日が昇ってからまださほどそんなに経っていませんので駅の周りは朝靄に包まれており、その朝靄が徐々に晴れてきているところでした。

駅のすぐ前には列車に乗降する乗客を目当てにした数軒の安飯屋があり、朝のこんな早い時間だというのに店の軒先では お粥や暖かいコーヒーの香りが立ち込めていました。

私も腹ごしらえしようと思い、一軒の安飯屋で卵入りのお粥とコーヒーを食べました。全部で20バーツでした。

   托鉢
安飯屋の前に僧が托鉢にやって来ました。

時刻は朝の6時半、戒律により一日に午前中の2回の食事しか許されていない僧に対し、いつもバンコクでそうしているように 私も安飯屋でごはんとおかずを買って僧を呼び止め食事を献上しました。

バンコクとノーングカーイでは言葉は違いますが、僧が修行している仏教は同じです。僧が持っている鉢に食事を 入れた後、地面に跪いて座って僧にワイをするのはバンコクと同じです。
朝の托鉢

   列車の遅れ
バンコク行きの列車 駅のホーム タイ国鉄の毎度のことで私が乗る列車は時間になってもまだバンコクからノーングカーイに到着していませんでした。

1時間や2時間遅れても、少なくとも今日のうちにはバンコクに帰還できるであろうと思い、 駅のベンチで横になりました。

列車が来たのは定刻よりも2時間遅れ。一応はこれでバンコクに戻れることが約束されたわけですので、細かいことは気にしません。
列車はノーングカーイを出るとタイ東北部のいちばん大きな街であるコーンケーンを通り、ナコンラーチャシーマー県を横断するようにして バンコクに向かいます。

途中、タイ最大の自然動物の宝庫とされている保護公園であるカーゥヤイ国立公園を丘の上から見下ろすようにして通過しました。メーコーングデルタの 偉大さを肌で感じることができます。

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