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| マレーシアに到着 |
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ほどなくマレーシアの入出国管理事務所に到着しました。 窓口にいる係員から入国カードをもらい、空いている机で記入します。マレーシアでの宿泊先を書く欄がありますが、 前回に宿泊した宿の名前を覚えていません。 何も書かないと不信に思われるかなと懸念して、適当に「マレーシアホテル」と書きました。 手荷物検査が実施されるということなのですが、やはりタイの入出国事務所と同様に調べるのが面倒なのでしょうか、いつも何も調べません。 もっとも、怪しい物は何も持っていませんので特に心配する必要もないのですが。 |
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マレーシアに入国したら次は両替です。スガイコーロックの駅に到着した後、町の銀行に寄らずに来てしまいましたので、手持ちのリンギット通貨が
ありません。こんな辺鄙なところに銀行などという洒落たものはありませんので、入出国事務所前に店を構えているDPEの店(カメラの現像屋)で
両替をしました。ここでは100バーツ=8リンギットの固定相場制のようです。 仮にコタバルまでタクシーで行ったとすると20リンギットかかりますので、いくら両替すればいいのか考えます。 多少の予備のお金も計算して、まずは500バーツ札を出してそれと等価の40リンギットを受け取りました。 市内まで行くバスがなかなか来ませんので、あきらめてタクシーにしようかと思い始めた頃にようやくバスが来ました。バスの車窓から見える 家の造りはあまりタイと変わりませんが、道の整備度合いは圧倒的にマレーシアの方が上です。 |
| コタバル |
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2リンギットのバスは約1時間でコタバルのバスターミナルに着きました。 マレーシアの田舎だというのに、街はバンコク以上にきれいです。道端にゴミが落ちいません。それに、野良犬もほとんど 見かけません。椰子の木が人工的に植林された公園がり、地元民が午後のひと時を休憩していました。 周りにはマクドナルドやAWFと言ったアメリカ資本のファーストフード店も軒を構えており、マレー料理がそれほど好きでない私にとっても 短期の滞在ならばなんとか暮らせる町になっています。 |
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| マレーシアのバス |
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きれいなのは町並みだけではありません。バスもタイ田舎のバスに比べると乗り心地も良く、しかも見た目も新しくきれいです。 今日はすぐにタイに帰るので乗ることはできませんが、いつか首都クアラルンプールに行くバスに乗ってマレーシアを旅して みたいと思います。バスターミナルの周りでは大きな荷物を持ったマレー人が暇そうにベンチに座っていました。 なお、夜になるとこのバスターミナルのすぐ近くでナイトバザールが開かれます。(夜7時から8時まではお祈りのため休業になります。) |
| 人力サームロー |
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三輪自転車のタクシーがたくさんタムロしていました。 東南アジアの国ではどこの国に行っても三輪自転車を見かけます。人力で漕ぐ乗り物なので基本的な構造はどの国の物でも 同じだと思うのですが、ここで見る三輪自転車の多くは車体の前にたくさんのラッパをつけていました。 運転中にラッパを吹くわけはないでしょうからただ単に飾りですが、果たしてそれがどのように格好いいのか、その美的センスを 理解することはできませんでした。 |
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| ラマダン |
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ぶらぶらと歩いているうちにだんだんとお腹がすいてきました。ハンバーガーでも食べようと思って先ほど見つけた
マクドナルドにでも行ってみますと、時間は午後1時だというのに店が閉まっています。 よく考えてみますと今日は金曜日です。イスラム教徒にとっての休日である金曜だから店が閉まっているのでしょうか、 よくわからないままに通りを歩いて今度はAWFに行ってみました。しかし、そこもマクドナルドと同様に休みでした。 私は付近にいた女子学生に聞いてみました。 「ねえ、どうして店が閉まってるのかな?今日は金曜日で、店は休みなの?」 「いいえ、そうじゃなくって。今、ラマダンの期間中だから、日没になるまで食べ物関係の店は休業ですよ。」 仏教徒である私にとってもイスラムの教えは厳しいようです。たぶん、歩いて探せば空腹を癒してくれる店も見つかるのでしょうが それを探す元気もなく、私はそそくさとタイ国境行きのバスに乗りこみました。 |
| 再びタイへ |
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マレーシアを出国する前に、つい先ほどの国境近くのDPE屋で余ったリンギットを再びタイの通貨であるバーツへ再両替をしないといけません。
今現在(執筆当時)、タイ国内の銀行ではリンギットからバーツへの両替を一切受け付けていませんので、もしもここで再両替しておかないと
手持ちのリンギットは紙クズになってしまいます。 マレーシアを出国し、今度はタイの入国手続きをします。係員から入国カードをもらいそれに記入しパスポートと一緒に 提出するだけです。 これでまたタイに3か月滞在できます。面倒な国外退去をする必要がないノンイミグラントビザを早く入手したいと思いながらも、 3か月に1度の国外退去を結構楽しんでいる部分もあったりします。 スガイコーロックの町まではモタサイに乗りました。運賃はタイを出国するために乗ったモタサイと同様に20バーツ、駅から歩いて5分程度の 距離かと思われるCity Hotelという宿にザックを下ろしました。 |
| スガイコーロックの町 |
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荷物を置いたら飯を食べに行きがてらスガイコーロックの町を散歩します。 散歩と言っても特に何かおもしろい物があるという町ではありません。駅のすぐ近くに大きな市場があるだけで、 町にはバスもソーングテゥも走っていません。もちろん映画館もなければカフェもなく、ただただタイの最果ての田舎町であるだけです。 市場の近くにあったインターネット屋で1時間ほどインターネットで遊び、値段を聞いてみますと1時間10バーツとのことでした。 |
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今夜の夜食を何か買いに行こうと思い、最後のお楽しみにとっておいた市場に行きました。 売られている物はバンコクとほぼ同じです。しかし、バンコクでよく見かけるソムタムの屋台はありませんでした。 ソムタムはタイ東北部の料理だから、さすがにタイ南部マレーシア国境の県では食べる人がいないのかも知れません。 市場で物を売っているおばちゃんは、大半がムスリムのようでみんな頭にサリーをかぶっていました。 おばちゃん同士でと世間話しているときの言葉も私が知っているタイ語ではなく土地の言葉またはマレー語のようで、 私にはさっぱりわかりません。 夜食には、海老と野菜の和え物と蒸した餅米を買いました。 |
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| バンコクへ |
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その夜は夜食を食べて午後9時には寝てしまいました。 テレビをつけるとタイの番組の他にマレーシアの番組も見ることができますが、言葉がわかりませんので今ひとつ楽しめません。 昨夜は車中泊でしたし、明日も車中泊です。体力を温存しないといけません。 |
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翌日遅めに起きて宿の精算を済ませスガイコーロックの駅に向かいます。 私が乗る午後2時40分発のバンコク行きの列車はもう既にホームに入線しており、タイ国鉄職員が列車内の掃除をしている ところでした。 ここタイ最南部の町からバンコクまで1250キロ。列車が遅れずに定刻に運行されれば明日の昼前には住み慣れたバンコクに 着くことができます。自分の前の席にはどんな人が乗ってくるのかなと思いながら、私はザックを背負って列車に乗り込みました。 |
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