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このページは、以前にエッセイタイランドからの便りで記述したものを項目別に整理して加筆訂正したものです。 (仏暦2545年9月24日から仏暦2546年6月30日掲載分) |
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| バンコクの日常(2) |
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| バンコクの日常(3) |
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| ■ 食べ物についての一考察 |
| タイスキを食べてきました | |
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夕方、知人と話をしてるときに「そういえば、最近タイスキ食べてないね〜♪」
という話になり、サヤームスクエアのMKに行って来ました。 タイスキとは、たぶんタイ風すき焼きのことだと思うのですが、日本のすき焼きとは ぜんぜん違って、むしろ寄せ鍋といった方がわかりやすいです。 鍋の中の薄味のきいたダシ汁の中に、肉や魚や野菜や卵、それ以外にも 春雨や麺や・・・いろんなものを入れて辛いタレにつけて食べます。 タイにはタイスキのチェーン店がいくつかあって、「コカ」「MK」「テキサス」など・・・ どこの会社も市内にたくさんの支店があります。 外国人がよく行くのは「コカ」、タイ人に人気があるのは「MK」というように 店ごとに特徴があります。 で、今日は二人で行って豚のスライス、イカ、鳥レバー、白身魚の切り身、 はんぺい、エビ、豚ミンチの海苔巻、カキ、はくさい、空芯菜、油揚げ、 ミニとうもろこし、卵・・・鍋の中はこれらの具でいっぱいになりました。 約30分後、鍋にいっぱいあった具は、ぜんぶお腹のなかにおさまり、 食後のデザートでマンゴとランブータンを食べ、幸せいっぱい夢いっぱいの 夜でした。 どういうわけかこのタイスキを食べてると、何か今日は特別の日という気がしてくるから 不思議です。 ちなみに、この日の総額は全部350B(約980円)でした。 |
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| 焼きたまご | |
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タイの屋台で売っているいろいろな品の中で、私がいちばん好きなものは
「焼きたまご」。たまご焼きではなく、ほんとうに焼きたまごとしか形容できない
食べ物です。(タイ語ではカイ・ピングと言います。) 生の卵を、そのまま炭火の上に置いて殻がついたまま高温で熱します。 すると、中の黄身の皮が破れて殻の中で白身と混ざりはじめます。 このときに、殻を細い針を使って少しだけ破って、殻の中にスパイスを元にした 調味料を注ぎ入れます。 それから、もう一度炭火の上においておくと殻の中の白身と黄身が、 受けた熱の対流によりさらに混ざって、色もこげ茶色に変わってきます。 その後、殻のついたままの卵に串をうって、1串3個になるようにして、 卵がさめないように炭火の端っこの方に並べておきます。 それを1串10B(30円)で買ってきて、卵の殻を割ってみると、 黄身と白身の区別がなく、舌触りはゆで卵を少し硬くしたような ぷにゅぷにゅした感じで、しかもスパイスの程よい辛さが舌の上に残ります。 たいてい、歩道の端のほうで色の黒いおっちゃんが担いできた天秤棒を 横において、新聞でも読みながら売っている食べ物で、私はそれを見ると 特にお腹がすいてなくても1串買って帰ります。 おっちゃんは、たいていビニール袋ではなく新聞紙で作った袋に 入れてくれます。この安っぽさが、B級タイ料理という感じで、いっそう卵の旨さを 引き立てているような気がします。 |
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| コンビニの紙コップジュース | |
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タイにもセブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニがたくさんあります。 コンビニもしっかりタイ仕様になっていて、日本のように弁当は売っていません。 その代わりに、日本のコンビニにないものがいくつかあります。 そのひとつが、紙またはプラスチックのコップがおいてあって、その中に自分の 好きなジュースをジュースサーバーから好きなだけ(つまり、入るだけ・・・ですね) 入れて、お金をはらうというものです。 コップは、Sサイズで11バーツ、Mサイズ13バーツ、Lサイズ15バーツ、LLサイズ17Bです。 ジュースの種類は、コーラ、スプライト、ファンタいちご、ファンタオレンジ、ファンタメロン、 ファンタライチーなどなど・・・どの店もそんなに変わりありません。 ジュースサーバーの隣には氷もあって、適当な量だけ氷も入れることができます。 誰でも、コップいっぱいにしなきゃ損、と考えるのは同じなのですが・・・見ていると タイ人はさらにすごいことをしています。 それは何かというと・・・。 ジュースを紙コップになみなみに注いだら、それをゴクゴクとその場で 半分くらい飲んじゃうのです。 で、またジュースサーバーからジュースを注いで紙コップいっぱいにしてレジに持っていくのです。 あのね、そういうことをしてもいいわけ?などなどと初めのころは思っていましたが、 さすがに暑い国ですので、目の前に冷たい飲み物があれば、どうしても私も飲んじゃいます。 さすがに、タイ人のようにコップ半分も飲むことは良心がとがめますのでできませんが、 私もタイ人の真似をして一口二口飲んじゃって、またまた紙コップをいっぱいにして 何事もなかったかのようにレジに並んでいます。 |
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| 朝ごはん | |
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毎朝7時に起きて、家で飼っているウサギ2羽と、犬(ウェスト・ハイランド・テリア オス)のエサを
市場に買いに行ったあと、今度は私が食べる朝ごはんのことを考えないといけません。 日本にいたころは、あたたかいご飯、味噌汁、漬物、それに味付け海苔をというのが 私の定番の朝ごごはんだったけど、タイに着てからはそういうわけにもいかないから むずかしいところです。 だいたい、私は朝はそんなに量を多く食べない方だから、近くの屋台か安飯屋で 卵入りのお粥(カオトムカイ)か、お粥をもっと細かくしたどろどろのお粥(チョーク)、 炭火で焼いたパンにジャムをはさんだもの(カノムパン・ピング)、または卵焼き (カイ・チィアオ)とアジの塩焼きなどを食べ、それと袋に入れてもらった激甘の アイスコーヒーというのが定番のメニューです。 ところが・・・。 タイ人が何を食べてるかというと、まだ朝の7時だと言うのに、蒸した鶏肉をご飯の 上に乗せたカオ・マンカイ、豚の足の煮込みのせご飯 カオ・カームー、 さらに中国系の飲み物のオーリエング(コーヒーに薬草をまぜた飲物)もつけちゃって、 もう見るからに朝からパワー全開なのです。 私は、さすがに朝から山盛りの肉をわしわしと食べる元気はありませんので それを通りすがりに見ているだけです。 はじけるようなエネルギッシュなタイのパワーは、こういう朝のごはんから生まれるのかも 知れないな、と思いながら私も朝の市場の中を学校に向かうべく歩き出します。 |
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| マクドナルドの朝の風景 | |
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私は、午前中に特に他の用事がない限り、サヤームやエカマイ、アヌッサワリなど
バンコク市内にあるマクドナルドで、3時間くらい勉強するのが普通なのですが、
そのとき頼むのはいつもアイスコーヒーだけと決まっています。 たまには気分次第でアップルパイなどのお菓子を食べるときもありますけど 屋台でお粥を食べた後ですから、そんなにたくさんはお腹に入りません。 アイスコーヒー1杯だけで、それだけ長時間いても嫌な顔一つされないので気に入ってるのですが・・・。 タイ人の学生を見ていると、さらにずうずうしく・・・何も頼まないで店内の椅子にすわって 勉強しているのです。店内はエアコンが効いてサバーイだし、中にはそこで勉強しながら 友達を待っている女の子もいて、友達がやってきたら、しばらくそこで雑談してから 店の外に出て行きます。 店員も、こういうのに対して慣れてしまっているからなのか・・・特に文句を言うこともなく 見て見ぬふりです。どうやら、タイではこういうのもマイペンライのようです。 さすがに、私の感覚からするとそれでは悪いような気がして、いつもアイスコーヒーだけを 頼んでいる・・・というわけです。 以下、これは人から聞いた話ですが。 何も頼まないでいる客(?)に「休憩のみのお客様はご遠慮願ってるので何かお召し上がりくださいね♪」 などと言おうものなら、すぐに学生の間で「あの店はケチだっ!」という噂がたってしまうそうです。 どちらがケチなのか・・・しばし私は頭をかかえてしまうのでした。 |
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| バンコクのたこ焼き屋 | |
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たこ焼きは、タイ語でも「タコヤキ」と発音します。それだけ、タイ人の間でも
広く知れ渡っている食べ物だということができます。 家の近くのアヌッサワリ(戦勝記念塔)近くに、私がよく買いに行く1軒の たこ焼き屋があります。バンコクでも、このような日本の食べ物の屋台がだんだんと 増えてきて、たこ焼き屋台のほかにもギョウザの屋台、シシャモのフライの屋台など… 人が多く集まる場所には必ずといっていいほどあります。また、街のあちこちに 日本料理屋があって、タイの人も日本の寿司や天ぷらを食べています。 で、話は、このたこ焼き屋。 いったい、誰がどのようにこの店に作り方を伝授したのかわかりませんが、 とにかく、美味い!の一言なんです。店の前には「大阪ボール」と日本語で書いた 看板が出ていて、中で仕事をしているのは20才代のタイの女の子。 私が「アオ・タコヤキ・ホォ・ヌング・クラップ。サイ・サラーイ・ユ・ユ・ドゥアイ・ナ。 (たこ焼き1皿ちょうだい。青海苔いっぱいかけてね。)」と頼むと、 「カァ♪ロー・サックルー・ナ・カァ。(はい。ちょっと待ってくださいね)」と返事をして、 慣れた手つきで作ってくれます。 待つこと10分、日本の夜店などで食べるたこ焼きよりもずっと大きく、 しかも中にはゴロゴロとしたメチャ大きいタコが入っています。(きっと、小さく切るのが 面倒なんだろうけど。)で、注文とおりに青海苔を山ほどかけてくれ、 一皿に6個入ってて25B(70円)です。 日本にいた頃からこの種の食べ物は好きだったので、バンコクに住んでからも 結構、市内のあちらこちらの屋台で食べてますが、ココの店は私の一押しの店。 ただ、一点だけ気をつけないといけないことがあります。注文するときに 「マヨネーズかけないでね♪」と言わないと、砂糖がたっぷり入った 激甘のマヨネーズも山ほどかけてくれちゃうのです。 さすがに、この甘口マヨネーズは日本人の口には合いません。 タイ人は、マヨネーズとは甘いものだと思っているようで、みんな普通に かけてもらってますけどね。 夕方、日が沈む頃、まだ夕飯には早い時間、サンダルをつっかけて 買いに行っています。 |
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| バンコクのスターバックス | |
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日本と同じようにバンコク市内にも、たくさんのスターバックスの支店があります。 私が毎朝勉強するのは、サヤームスクエアにあるマクドナルドかグロリアジーンズという アメリカ資本のコーヒーショップと決まっていて、スターバックスにはなかなか足が向きません。 っていうのは…。とにかく、値段が高いんです。 日本の店も、普通の喫茶店で飲む値段よりも高めに設定してあったと記憶してますが バンコクの店なんて、もう問題外!って感じ。ぷんぷん。 つまり、屋台で食べるご飯の4倍の値段もするんです。屋台で1食食べれば20〜25B の値段に対しスターバックスのコーヒーは80B以上の値段がついています。 屋台の飯の4倍、エアコンなし市バス料金(3.5B)の25倍!なんだ、こりゃぁ? バンコクの普通の中級ホテル内の喫茶店でアイスコーヒーを飲んでも50B程度ですから、 それよりもさらに高い価格設定になっています。 どうもスターバックスは自国であるアメリカの物価水準を基準にしてて、たとえ異国であっても そのアメリカ本土の値段を定価としてつけてるんじゃないかって思えてきちゃいます。 私がタイに来た当初は、店内にタイ人の姿を見ることは稀で、窓越しに中をのぞき見ると いつも外国人しかいませんでした。最近は、少しタイの景気が回復してきたからなのか タイ人の姿も見かけるようになりましたが、依然外国人のための店と言っても過言では ありません。店のテーブルも小さくて、私が勉強しようとテーブルの上に本を2冊くらい広げると もうこれでいっぱいになっちゃいます。 で、さらにウチの店は、外の屋台で買ってきた激甘のお菓子や 合成着色料100%のジャム付きのトーストを勝手に持ち込んで食べれるほど、 安っぽくないんだぞっっていうような雰囲気で、どうも自然と足が遠のいてしまいます。 ↑ ほんとうは、食べ物の持込禁止…。 もう少し値段が安かったら、貧乏学生の私でも何の抵抗もなくコーヒーを飲みに 行けるんですけどね。 |
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| 私の好きなカフェ | |
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バンコク市内には、アメリカ資本のスターバックスをはじめとして、
マクドナルド、KFC、ダンキンドーナッツ、ミスタードーナッツ、スウェンセンなど
いろいろなチェーン店がありますが、それらの中で私がよく行くのは、このうちの
マクドナルドと、もうひとつはコーヒーチェーンである「グロリア・ジーンズ」という店です。 今朝も朝8時に家を出て、午前中に3時間、ここで勉強してました。 近くにチュラロンコーン大学という、日本の大学に例えると東京大学に相当する 超エリートのタイ最難関大学が近くにあって、そこの大学生もよく勉強しにきています。 この店は、もともとはアメリカに本社をおくフレーバーコーヒーのチェーン店で 一言でいってしまうと、ミントやキャラメル、バニラなどといろんな香りをつけた コーヒーをメニューに掲げています。毎朝、今日は何にしようかな〜と、その日の 気分次第で選ぶのもなかなか楽しみがあって気に入っています。 値段も財布に優しく、45B程度(130円程度)からになっています。 さらに、この店は新しいメニューを発表するときに、必ずといっていいほどその新製品を お客さんにモニターさせてくれます。店の中のテーブルで勉強していると 「今度、これを新製品として出すんですが、お味のほうはいかがですか?」と 小さなグラスに入れて持ってきてくれます。さすがに「まずいっ」とは言えませんので、 「もう少し甘いほうがいいなぁ」などと口を濁したりすることもありますが、 何となく得した気分です。 また、この店はタイのほとんどの店がそうであるように、外で買った食べ物を 店の中に持ち込むことを黙認してくれます。(笑)朝、なんとなくたくさん食べたくないときは いつも外でトーストやドーナツを買ってきては、ここでコーヒーを頼んで 店の中で平気で食べています。 もちろん店に何時間いても文句を言われません。ソファになってる席もあって 中にはそこで爆睡してるタイ人もいます。 |
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| 8番ラーメン | |
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やっとバンコクに戻ってきたんだから、たまには日本のラーメンを食べに行こうと思い、
昼間、マーブンクロングの中にある8番ラーメンに行ってきました。 この8番ラーメンは、たしか岐阜県大垣市に本社を置くラーメンチェーンで、 私の実家がある愛知県の某市にもこの店の支店があります。私がタイに来た頃から、 私が知っている限りではバンコク市内にも2つの支店があります。 (マーブンクロング内とサヤーム・センター) 店のテーブルに置いてあるメニューも日本の物とほとんど変わりなく、表記が日本語のほかにタイ語になってて、 値段が円ではなくバーツで書いてあるという違いだけで、日本の店とよく似ています。 さらに、店内の壁には「栄養のバランス 味噌ラーメン」と書いた、きれいな写真つきの ポスターが貼ってあったりと、これだけ見ている限りでは、まるで日本にいるような錯覚にとらわれます。 あえて、タイらしいところをひとつ…といわれると、メニューの中にトムヤムラーメンがあるって いうことくらいかな。写真から激辛な様子がビシバシと伝わってきますので、いまだかつて オーダーする勇気がありませんが。 今日、私が食べたのは「ちゃあしゅうめん」。しょうゆベースのスープに、チャーシューが6切れのってて、 飲み物にコーラを頼んで、しめて72Bでした。今日の晩は、ほんの少しだけぜいたくしちゃいました。 あ、そうそう。メニューの中の日本語は、日本語を知っているタイ人が読めるように、 このようにひらがなで書いてあります。 そういえば、今、ふと思ったんだけど。日本の店で出してるラーメンの原料って、もしかしたら タイ国内で作ってるのかな。タイ国内に支店があるっていうことから考えて、案外私の推測が あたっているかも。空輸する輸送料を含めて考えたとしても、ぜったいにその方が安いと思うし。 う〜ん…どうなんだろう。 |
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| 夜中のラーメン | |
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最近、毎日の学校の宿題をやり終わるのが夜中の1時や2時になってしまうことが多く、
おなかがすいてきちゃいますので、大通り近くにあるクワィティアオ屋(日本語でいえばラーメン屋)
の屋台にサンダルをつっかけて食べに行きます。 ラーメンの他に、米から作った麺も置いてありますが、私がよく食べるのは日本のラーメンに似た バミーと呼ばれる麺です。つゆありにするか、つゆなしにするか、具になにをのせるかなど、 注文のしかたが他のタイ料理に比べてかなり細かく、知っていないと注文できないのですが、 まあ、仮に言葉がわからなくても指をさして「これが食いたい」とおばちゃんに伝えれば、 ちゃんとわかってくれますので心配無用です。実は1年前は私もそうしていました。 私がお気に入りの一品は、つゆありのラーメン・具はエビの団子(つみれ)とイカの団子、 それにもやしを山盛りに入れてもらいます。注文を聞くと、おばちゃんな慣れた手つきで麺を茹で始め、 つみれをそれぞれ5個ずつのせてくれ、さらに麺が見えないほどもやしを上にのせてくれます。 これをタイ語でいうと、次のようになります。「バミー・ナーム・サイ・ルークチンクング・カップ・ ルークチンプラームック・ソーングヤーング・レーォコー・サイトゥアゴーク・マクマーク・ドゥアイ・ナ」。 私がうまそうに食べているのを見ながら、おばちゃんは「宿題は終わったの?」と私に聞き、 おばちゃんと世間話をしながら私は屋台のテーブルでバミーをすすり、ときどきつみれを食べる 手を休めて夜の街を眺めます。 夜中といえども通りには終夜運行のバスが走っていて、多少昼間よりも空いているとはいえ、 相変わらずバスの中には立っている人がいます。そして、通りはこんな時間だというのに 人がぞろぞろと歩いていて、寝巻きを着たままミルク屋屋台でミルクを飲んでいる女の子や きれいに化粧をしたオカマの姿もあります。 私は、今日も一日終わっちゃったなぁとため息をつきながら勘定をすませて立ち上がり、 もと来た道をてくてくと歩いて家に帰ります。 |
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| ZEN | |
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私がバンコクでタイ語を習い始めて今日でまるまる1年が経ちました。
手帳に書いてある日記を読み返すと、そこにはこのように書いてありました。 …今日からタイ語学校の授業が始まった。タイ文字がまだ読めないので、 アルファベット表記してある会話のテキストを使って「サワッディ」のあいさつを習う。 日本語にない発音がたくさんあって、どうしてもうまく発音できない。 これから先、授業に付いていけるかどうか不安だが、ここまで来たからには やるしかない…。 そうかぁ。あれからもう1年になるのかぁ。自分でも驚くように早い1年でした。 今日は、1年間がんばった自分を褒め称える意味で、ふだんは食べない日本料理を 食べに行ってきました。マーブンクローングの中にあるZENという店です。 ここの店は店員全員が着物を着ていて、店の内装も全然けばけばしくなく、 生の魚がたくさんおいてあります。例えば、マグロ、サケ、イクラ、ウニ、サバ、エビ、 カレイ、イカ、コハダ…。言ってみるならば、日本の寿司屋さんと変わりません。 もう思いっきり大奮発して、上にぎり1人前(130B)とキスの天ぷら(90B)まで 頼んじゃいました。何が美味いかというと、寿司を箸でちょんとつまんで、それを 醤油につけ口に運ぶときの感じがいいんです。タイ料理を食べる時は、普通箸を 使わないし、それに醤油も使いません。 そして、この店は何と…やさしいことに、お茶がタダなんです。 何杯飲んでもタダ!普段の生活で日本茶を飲むことなんてありませんので 満腹になった腹を手でおさえながら、お茶のお代りを何回もして、大満足で帰ってきました。 私の彼女は、生の魚が食べれなくて、私が寿司を食べるのを見て「生の魚は寄生虫が いるから、いらないっ」と言いながら、イキのいい生きているマグロの切り身をステーキに してもらって美味しそうに食べていました。 |
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| みんなで夕食 | |
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今日は試験前の最後の授業です。
授業が4時に終わって少し休憩していると、いつも教えてくれている
先生が通りかかりました。 「あさって試験だから、激励の意味をこめて、みんなでご飯を食べにいかない?」と 誘われました。別に急いで帰らないとけない用事もないので、試験を受ける5人と 先生7人の合計12人で、サヤームスクエアにあるチェスターズグリルという ファーストフードの店に行きました。 ファーストフードといっても、ハンバーガーではなくて、ちゃんとお皿に盛ったご飯の 店です。少し値段の安い、学生がよく行くような感じの店です。私は、いつもここの 店の前を通るものの、まだ一度も店に入ったことがなく、どんなメニューがあるのかを 壁に書いてあるタイ語のメニューを見ながら考えていました。 私が頭をぽかんと上に向けて真剣にメニューを読んでいる姿を見て、先生は 「ねえ♪全部メニュー読めるの?」と聞いてきます。もちろん読むくらいは全部読めますが 意味がわかんない単語がちらほら。(笑)適当に、鶏の和え物激辛バージョンと 酢豚ごはん、コーク、スープのセットを頼んで89Bです。 カウンターでお金を払おうとしたら、「今日はごちそうするから払わなくていいよ」と 先生がおごってくれました。(実は財布の中には100Bしかなく、このご飯代を 払ったら、缶コーヒー1個も買えないところでした。) 他の生徒も何か適当に頼み、試験対策の特別授業の時に書いた作文や 手紙をかばんから出してそれを見せ合って、他の生徒が書いたタイ語の文章を 読みながら妙に感心したり、逆に少しだけ優越感に浸ったり。 店を出たあとで、12人みんなで近くにあるエラワンのブッダにお参りに行って、 試験の合格を祈願してきました。ま、することは全部したし…あとは開き直って あさっての試験に臨むだけです。 |
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| すかいらーく | |
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学校でタイ語を勉強している、私と仲のいいイギリス人が、日本の料理が食べたいと言うので、
学校の帰りに「すかいらーく」に行って来ました。 タイの「すかいらーく」は、日本のようなファミリーレストランではなく、テスコロータスやカルフールなどの 大きなショッピングセンターの中にある、クーポン食堂として店を構えています。 クーポン食堂というのは、ちょうど日本にあるフードコートのようなもので、まず入り口付近にある クーポン売り場でクーポン(食券)を買います。クーポンはその日のうちなら余った分を払い戻し できますので、適当に好きな金額を買います。 で、その周りには日本料理をはじめ、タイ料理、麺類、コーヒー・ジュースなどの飲み物、デザート・・・ ところ狭しとばかりにそれぞれの店が並んでいて、そこで好きなものを注文して真中にずらりと 並んでいるテーブルで食べるという仕組みになっています。 私が今日行ったのは、バンコク市の東部にあるテスコロータスのオンヌット店の中のクーポン食堂。 以前、日本から来た知人を連れていっしょにご飯を食べたことがあるところで、お世辞抜きで きれいなクーポン食堂です。 そして、ここの「すかいらーく」は、どういうわけか、いつ行ってもプロモーション価格で販売してて、 例えば、カツ丼が30B、魚のフライご飯が30B、焼きそば25B、餃子25B、鯖の塩焼きご飯 40Bと言った具合に、街中にある屋台で食べるのと値段はまったく変わりありません。 私はここで食べるカツ丼が好きで、かなり厚い豚肉をカラッと揚げてあり、卵を3つ使ってそれを 玉葱と一緒にとじ、熱いご飯の上に乗せてくれます。私はいつも「玉葱たくさん入れてね」と 言って注文します。すると、本当に玉葱だらけにしてくれるので、私のお気に入りの日本料理屋の ひとつです。 ま、日本料理と言っても味は日本の大衆食堂並みかと思うのですが、久しぶりに食べる カツ丼の懐かしい味に私が目を細めるのでした。値段を考慮して考えてみるみると、 ここのカツ丼は私にとってバンコクで3本の指に入れたい、お薦めの味です。 |
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| 屋台の焼きそば | |
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学校の帰り、以前日本からの友人を連れて食べに行ったことのある、私の常宿近くにある、
なじみの屋台に行きました。 そしたら、屋台のおっちゃんがチリチリになった麺を大きなフライパンで卵といっしょに炒めて、 何か私が知らないタイ料理を作っているのが目にとまったのです。 私は、おっちゃんに聞いてみました。 「ねぇ。これ、何?何作ってるの? おっちゃんは、いつもの気さくな笑顔を見せて「これはね、パット・マァマー。インスタントラーメン (タイ語でマァマーと言う)を茹でた後に炒めて、野菜や肉や卵といっしょに炒めるの。うまいよ。」 それを聞いて、私はとっさに日清焼きそばの味に近いかも、とひらめきました。 うんうん。きっとそうだ。もし、味付けにナムプラーを使うんじゃなくて焼きそばソースを使えば きっとそれに近い味になるに決まってる・・・。 そう思った私は、この前日本に行って帰ってきた日本人生徒からもらった袋入りの日本のソースが 家にあるのを思い出して、わざわざ家に急いで帰ってそれを持って再び屋台にきて、 それを使って味付けしてもらうようにおっちゃんに頼んで、そしてキャベツ、たまねぎ、にんじん、 えび、いか、えんどう豆がたくさん入った焼きそばと対面したのでした。 食べてみると・・・。やはり私の思ったとおりの、懐かしい日本の縁日で食べる焼きそばの味です。 折りしも、縁日の屋台ではなくタイの屋台で食べていますが、少し涼しくなった夕暮れの雰囲気が 日本の夏にそっくりです。 焼きそばだけじゃ少し足りないから、ごはんを5B分皿に持ってもらって、思いがけなくも屋台で 焼きそばライスという夕飯を食べたのでした。 |
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| 豪華なタイスキ | |
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ここのところ久しくタイスキを食べにいっていなかったので、ま、たまにはいいかっと思って
昼過ぎにマーブンクロングに出かけて、その中の2Fに店を構えているMKに行きました。 今日は、居候が友達を連れてきたので、総勢6人の豪華なタイスキです。 いつもは2人だけなので、中に入れる具の量が少なくて、隣の席でわいわいやってる タイ人の鍋に比べて少し寂しいのですが、今日は鍋に山盛りの豪華版になりました。 6人がひとつのテーブルにつき、鍋が真中にひとつ。 入れた具は、海老、イカ、はんぺん(商品名MKサーモン)、豚スライス、海老の団子、 白身魚、豚肉ののりまき、鳥レバー、ホタテ、はくさい、ねぎ、とうもろこし、にんじん、 きくらげ、空心菜、そして卵。 かなり薄味のダシ汁の中にこれらを全部入れて、鍋のふたをして沸騰してこれば できあがりです。タイスキという名のタイ料理ですが、日本のすき焼きとは似ても似つかないもので どちらかというとしゃぶしゃぶに近いです。 で、中の具をしゃもじですくってたれにつけて食べます。たれにはお好みで、しょうがや レモンやスパイスを混ぜます。 中の具を全部食べ終わったら、私はいつもご飯を皿に一杯だけ頼んで、それでおじやを 作って食べるのが好きです。 行った時間が日曜日の昼下がりと言うこともあって、店内は一杯のお客さんでした。 会費100Bを払ってMKの会員になると、以降1年間、MKの飲食代が10%割引になり、 私も以前にこの店の会員になりました。MKは、日本の福岡にも支店を出しているようで、 一説によるとその福岡の店でも、タイで作った会員カードが使えるらしいです。 なお、福岡の店ではMKの会員カードは発行していないとのことです。 |
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| ある日本料理店で | |
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夕方、両親が日本料理店で魚が食べたいというので、スクムウィット・ソイ33/1にある、
とある日本料理店に行きました。 この界隈は日本人駐在員が多く住んでいる地域で、以前にはちょこちょこ通っていたのですが ここ1年ほどは特に行く機会もなく、足が遠のいていました。 行く機会がないというのは・・・。ふだん、タイ人社会の中で生活していますので、日本料理を 一緒に食べに行く日本人の知人がいないという単純な理由によります。事実、私には 日本人の友人と呼べる人が一人もいません。(笑) その代わり、タイ人の友人・知人は いくらでもいますけど。 その店のお客さんは、日本人がほとんどで店の暖簾をくぐるや否や、日本語の会話が 耳に飛び込んできました。新鮮な印象を受けたと同時に、正直なところ違和感を覚えたのも 事実です。 店のメニューは全部日本語で、店員は奇妙な日本語を話し、そして客の方も発音が めちゃくちゃな、聞いているほうが恥ずかしくなるようなタイ語を話し、何がなんだかよくわからないのです。 何かの用事が終わった後で、このなじみの店にみんなで来たのか、顰蹙をかうほどに大騒ぎ しているおっさん仲間もいます。 会計するときに、伝票に勝手にサービス料と称して10%上乗せされているのに気づきました。 私の知る限り、VATと呼ばれる付加価値税を7%乗せられることはあっても、サービス料を上乗せ されたのははじめてです。 いつもは、タイの流儀にのっとって置いて来る20Bのチップも置かずに、店を出てきました。 ・・・どうも、こういう日本人社会の中にある店は苦手です。 |
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| 私の好きなタイ料理 | |
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タイ料理といっても、エアコンのあるレストランで食べるタイ料理ではなくて、そのへんの
屋台で食べるタイ屋台料理のことです。 ・・・友人がいた間、私のなじみの屋台だとか、適当にその辺にあるおいしそうな料理が ありそうな屋台でばかりで友人と一緒に食べていました。 私が好きなメニューベスト3をあげてみます。
高級なレストランでは、こうはいきませんもんね。 私にとってタイの屋台とは飯を食べる場所であると同時に、そこで働く店のおばちゃんたちと 世間話をする大事な場所でもあります。 日本の衛生観念からすると決して衛生的とは言えませんが、それでもやはりタイの屋台料理は うまいのです。屋台の飯が好きかどうかで、その人のタイ大好き度がわかるような気がします。 |
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| 送別会 | |
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学校の先生が5月末日をもって一気に6人もやめてしまいます。で、そして今日が
やめてしまう先生の最後の授業でした。 6人の中には、最近6か月間ずっとタイの農業について教えてくれていた先生もいるわけでして 私にとっても名残惜しい気がするというのが正直なところです。 今日はその送別会ということで、アヌッサワリ近くににある焼肉のダイドモンにみんなで出かけました。 ダイドモンというのは漢字で書けば「大同門」。一応はタイ資本の店らしいのですが、店内には ANAのキャンペーン広告が貼ってあり、鉄板のついたテーブルの作りも日本の焼肉屋と何ら 変わりはありません。 ただ、メニューだけはさすがタイというか・・・肉のほかに肉団子の種類が充実しています。 海老のすり身、イカのすり身、魚のすり身、それを海苔で包んだもの・・・。 そして、もうひとつ日本と違うのは、鉄板の周りがちょうど日本の城のお堀のような感じで 熱いダシ汁をいれ、そこで具を茹でて、ちょうどタイスキのようにして食べることができます。 つまり、注文した材料を鉄板焼きにしても食べてもいいし、またはタイスキとして食べてもいいと いうわけです。食べることについては特にこだわるタイ人らしい発想で、個人的に私は 気に入っているのです。 ずっと前、この店で初めてこれを見たときは、あまりのタイ人の合理性に感激しました。 ・・・15人で行って、さんざん飲み食いして、珍しく割り勘ではらって一人250B(750円)。 ビールや酒を頼まなければ、だいたいこれくらいの値段で腹いっぱいになることができます。 家に着いたのは午後10時を過ぎていました。 |
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| 大衆食堂 | |
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今までその店の前を通りながらずっと気づかなかったのですが、家からバスで約15分のところに
日本食屋がありました。 ネットを使ってその店名を検索してみても、どこにもその記事は載っていなく、よほどの隠れ家的な店か それとも思いっきりはずれか・・・そのどちらかしかありません。 今日は土曜日。夕方、バスに乗って少し気になっていたその店に行ってみました。 メニューを見ると、野菜炒めだとか鳥のから揚げなどの定食にはじまり、うどん、そばなどの麺類、 カレー、ハヤシ、カツ丼などの丼・・・およそ日本で見かける大衆食堂で食べられるものは何でもあります。 そして、さらに他の日本食屋に比べて値段が格安なんです。おにぎり15B、天ぷらうどん50B・・・。 ざっくばらんに見て、だいたいよその店の半額以下の値段です。 私は、誰が作ってもそんなに味に変わりがないだろうと思われる野菜炒めのセットを頼みました。 待つこと5分、運ばれてきたものは日本で食べるものと全く同じ味で、もっとも私が腹ぺコだったことも 大きな理由の一つですが、涙が出そうになるほどに感激しちゃった味です。 おかずの他にごはん、味噌汁(具がいっぱい入ってる)、白菜の漬物がついて55B(約160円)。 値段と味の総合評価で100点満点のうち、150点はあげちゃいたくなるような大満足です。 家からバスで行かないといけないという少し不便な点を差し引いても、ちょっと行くのが癖になりそうな 名店を見つけました。 ただ、たったひとつだけ注文を付けさせてもらうとすればですね・・・。 私が食べているテーブルから少し離れたところでにずっと立って、私が水を一口飲むたびに いちいち水をコップに注ぎ足しに来なくてもいいんですよ。どうも、こういうように手取り足取り 客の機嫌をとることがサービスのひとつになっているようで、どうもじっと見つめられている私としては 緊張しちゃうんです。 今度行ったときは、「自分で水を注ぎ足すから、ポットをテーブルの上に置いておいてね。」って 言うことにします。 |
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| マンクットの思い出 | |
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タイ語で、マンゴスチンのことをマンクットと言います。雨季の初めのこの時期、街を歩いていると
あちらこちらの屋台でマンクットを山積みにして1キロあたり30B前後で売っているのを見かけます。 最近では日本でも冷凍ではない生のマンクットを輸入できるようになったようですが、 まだまだ値段が高く、なかなか庶民の手に入りにくい値段であるとニュースで読んだことがあります。 ・・・約2年前、私はタイの東北部のコンケーン県からラオス国境のナコーンパノム県に行くバスに乗っていました。 運悪く発車時間ぎりぎりにバスに飛び乗ったため、ザックの中にはあまり食べ物が入っていませんでした。 案の定、まだ終点には程遠いというときに腹が減りだしてザックの中にある残り少ないパンを食べ尽くしました。 それでも空腹はまだおさまらず、終点までの残り時間を指折り数えたりしていました。 そんな時、たまたま私の斜め後ろに座っていた色黒の行商風のおばちゃんが、籠の中に入った 何やら赤紫色の卵大の果物をひとつ取り出してはその皮をむき、中から出てくる白い果実をうまそうに 食べているのが目にとまりました。 私は、うまそうな果物だなぁと思いました。 当時の私はそれが果物の女王と呼ばれるマンクットであるとは知りませんでした。 興味深そうに自分の方を盗み見ている外国人に目が止まったのか、そのおばちゃんは私に 「食べるか?」というような素振りを見せて、籠の中からひとつのマンクットを取り出して私に手渡して くれました。 おばちゃんがしていたように赤紫色の皮をむき、なかにある白い実を口に入れてみました。 それは私が今までに食べたとのない、甘酸っぱくてみずみずしい、そして気品にあふれる味でした。 当時の私はまだタイ語がそんなに話せませんでしたので、「おいしい」という言葉をどう表現していいかわからず 笑顔で「ありがとう」としか言えなかったのですが、そんな私の心を知ってか知らずか、おばちゃんは 「もっと食うか?」とでも言いたげにさらに数個マンクットを私にくれました。 あれから2年。 今でも街でマンクットを見るたびにあのときのやさしいおばちゃんの笑顔を思い出します。 |
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| カーオ・カー・ムゥー | |
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タイの料理の中で、このカーオ・カー・ムゥーほど単純だけど人を引き付ける料理はないんじゃないかと思います。 一言でいってしまうと、大鍋を使って豚の足を骨ごとタレで煮込み、客の注文を聞いてから煮込んだ豚の足の 表面部分から少し肉を包丁で削り取って飯の上に乗せるだけの料理です。 多くのカーオ・カー・ムゥー屋台はこの料理1種類だけで勝負していて、例えば他の注文屋台のように 多くの料理を用意しているわけではありません。ですので、その分、一切の味のごまかしができないという まさに真剣勝負の屋台でして、よく流行っている屋台の前にはいつも多くの人の行列ができています。 ちょうど日本でいうところの鰻屋さんの感じでしょうか。夜、道端を歩いているとアセチレンのライトに 照らされた大鍋が見え、近くに行くとその中に茶色の豚足がつやつやと旨そうな色をして山のようにして 積んであります。近くには付け合せの漬物やホウレンソウ、卵などがあります。 ずっと前、なんとかこの料理に使うタレが何なのかどうしても知りたくて、同じ店に1週間ほど続けて通って 店の兄ちゃんと馴染みになって何とか聞き出そうとしたのですが絶対に教えてくれません。もう、これは 企業秘密なのです。 醤油らしきもの、砂糖、少量の酒までは私でもわかりますが、それだけの単純な味ではありません。 口に入れたときにとろけるような豚の味にするためには、他に何がいるのか・・・いくら考えてもわかりません。 それなら、エーの聞いて見ようと思い聞いてみたけれど、料理に詳しいエーでも要領を得ない答えです。 考えれば考えるほど謎に満ち満ちたタイ料理であるカーオ・カー・ムゥーです。 今、タイでは夜の11時半です。まだ屋台はやってる時間だから、明日は日曜日だし、今からサンダルをつっかけて 表通りまで食べに行ってきます。 |
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| カーオ・マン・カイ | |
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おしまいのカイという言葉は鶏肉という意味です。 鳥のガラで炊いた米に、蒸した鶏肉をほぐして上に乗せ、甘辛のタレをつけて食べるタイ料理です。 客の好みに応じてレバーも乗せてくれますが、レバーは少し高価であるせいか、たとえ精一杯の笑顔で 頼んだとしてもちょっとだけしか上に乗せてくれません。 私の好みで言えば、鶏のあっさりした食感がすきなので乗せてもらいません。その代わり、付け合せの きゅうりをたくさんもらうことにしています。 さらに言うと、タイ料理には珍しくこの料理には必ず鶏ガラのスープがつきます。 中の具は大根やパクチーの葉っぱといった簡単なものですが、これに胡椒をたくさんふりかけて飲むのが 私のお気に入りです。 私流に考えて、この料理の難しさはずばり鶏の蒸し加減だと思っています。事実、どこでもいいやぁとばかりに あまり客の入っていない店で食べると、どうも口の中に異物感が残るような感じがしておいしくないのです。 店先にぶらさげてあるまるごとの蒸した鶏だけを見て旨いかどうかを判断するのは難しいですので やはり客の多い店で食べるのが正解です。 中でも私が個人的にいちばんだと思っているのは、プラトゥーナーム交差点東にあるカーオ・マン・カイ屋さん。 いつも行くたびに店の看板を見て名前を覚えようとしているんだけど、ついつい店先にぶらさがっている 鶏の姿に気をとられてしまいますので、見てくるのをすぐに忘れてしまいます。ですので、店の名前はわかりません。 だけど、この店は店員みんながピンクのポロシャツの制服を着ていますので、店の近くまで行けば すぐに見つけることができます。 事実、私の知人のタイ人約10人に「旨いカーオ・マン・カイ屋はどこか」とたずねたら、10人全員がこの店を いちばんに推しました。(でも誰も店の名前を知らない) 昨日のカーオ・カー・ムーといい、このカーオ・マン・カイといい、タイには旨くてしかも真似することのできない 魅力に満ちた料理が誰でも口にすることの出来る値段で路上にあふれています。 |
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| コーヒーの話 | |
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このごろ、日本語の授業で使うテキストを作ったりタイ語のタイピングの練習などでパソコンを使う時間が多く、
その間によくコーヒーを飲みます。それに限らず、もともとがコーヒー好きなので少ないときで1日に3〜5杯位
飲みます。 とは言っても、日本にいたときのようにちゃんとしたコーヒー豆からのコーヒーではなく、面倒くさいからもっぱら インスタントですけどね。 ただ、家にいるときは関係ありませんが外に出ているときが曲者です。 暑いから冷たいコーヒー(タイ語でカフェー・イェン)を・・・などと思ってもマクドナルドやKFCで出てくるコーヒーは 砂糖たっぷりの激甘コーヒーです。どれほどの量の砂糖が入っているのかわかりませんが、コーヒーに砂糖を 3杯入れて飲むほどの甘党の母でさえも甘すぎて飲めないと音を上げたほどの甘さです。 これに慣れてしまうまでが大変でした。あまりにも甘すぎて口の中に後味として残り、ちっとも喉の渇きが 癒されないばかりかかえって水が欲しくなっちゃうのです。 ですので、できるだけ氷をたくさん入れてもらい氷が融けてコーヒーが少し薄くなるのを待ってから飲むように していました。そもそもタイのコーヒーは濃いですからこれくらいでちょうどいいのです。 この甘いコーヒーは何もファーストフードやレストランだけのものではなく、普通に売られている缶コーヒーも やはり同じように甘いです。タイ資本の味の素フーズが販売しているコーヒーがありますが、いくら日系のメーカーと 言えども味はタイの味です。日本のコーヒーの味を期待して買ってみたものの、見事に裏切られました。 でも、不思議なことにこれほどまでに甘いのに不思議と一向に太りません。これはタイ人にとっても同じようで、 やはり暑い国だからなのでしょうか、毎日消費するカロリーが多く、逆にいえばこれくらいの甘さでないと タイ人の要求にかなわないのかも知れません。 つまり、いくら甘いコーヒーを飲んでもそれがすべてエネルギーに変わり体内に蓄積されないということです。 日本でこの激甘コーヒーを飲めばとても飲めた代物じゃないと思うけれどタイで飲むとこれがまた不思議と 旨いのは、ひとつにはこういう理由によるものかも知れません。 |
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| ■ 雨についての一考察 |
| 雨の日は外に出れません | |
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朝、アパートの管理人のおばちゃんと少し世間話をしてから
学校に行こうと外に出たら、悲しいことに雨がかなり強く降っています。 雨が降っているときは雨がやむまで雨宿り、というのがタイでの正しい過ごし方です。 中には傘をさして歩いてる人を見かけますが、道路から跳ね上がるの水しぶきや 車やバイクが道を通るときの水しぶきで、濡れてしまって気持ち悪いし、 日が射していないから濡れてもぜんぜん乾かないし・・・。 とにかく雨の日に外に出てもまったくいいことはありません。 〜以前、タイに来てまだ間もない頃、雨が降ってる日に、半分濡れながら 学校に行ったとき、タイ語学校の先生が、こう言い切ったのを思い出しました。 「どうして、学校にきたの? 濡れて風邪ひいちゃうじゃない! 雨が降ったら、休んでもいいんですよ。ほんとに、もう・・・こんな天気なのに 学校にくるなんて・・・勉強熱心なんですねぇ。」 だけど、昨夜、少し気合をいれてタイ語作文の宿題を片付けたし、 できれば今日は学校に行きたいところです。 そうだ。セブンイレブンで、包装用の手提げビニール袋をひとつもらって、 それを頭にかぶって学校に行くことにしようっと。 タイ人も、よく、女の人が寝るときに頭にかぶる花柄の帽子みたいなのを かぶって、雨の中を歩いてるもんなぁ。 |
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| 洪水 | |
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朝起きて、雨がかなり強く降っているのに気付いて窓をあけたら・・・。 げげっ。ウチのアパートのすぐ前の市場に通じる道が川になっています。 そういえば、今朝4時ごろから雷が鳴って、稲妻が光って、もう雨季も終わりだなぁ、 と寝ぼけ眼で考えていたのを思い出しました。 こんな洪水の日に、ほんとうなら学校にいきたくないのだけど、今日はわけあって どうしても行かないといけません。 ズボンを膝までたくしあげて、びたびたのままバスに乗って、まわりの景色を見ていました。 そしたら・・・。 ウチのアパートの近くよりももっと洪水になってるところがたくさんありました。 日本大使館のあるソイ・アソークは完全に川になってて、水が膝くらいまで来てて その中を車が走っている・・・というか泳いでいます。さらに、東に通じる スクムビット通りでも、道に膝くらいまで水があって、車が通るたびにそれがまるで海の波のように 歩道に押し寄せてきています。 おお、すごいっ。今までバンコクに約1年いるけど、こういう風景を見るのは初めてです。 学校に着いて、先生に会うなり先生は笑いながら私にこう言いました。 「ナーム・トゥアム!(洪水だねぇ。)マイペンライ。」 洪水になっても特に慌てず、いつもとおりマイペンライで過ごしてるタイ人がほとんどでした。 明日は、12月に行われるタイ文部省のタイ語試験の願書の提出に行って来ないと いけません。 |
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| 南国の雨 | |
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昼過ぎ、アルバイトに行こうと家を出ようとしたらいきなりのスコール。 5分くらい空を見上げていましたが一向にやむ気配はありません。 「もう夏なのに、どうしてこんなに雨が降るんだろう。これだけ降ったら、また家の前のソイが 洪水になっちゃうかも・・・。」などと考えているうちにも、雨はますます激しく降ってきます。 早く出かけないとバイトの時間に間に合いません。バス停まで家の軒沿いに走っていけば 何とか辿り着けるかも知れませんが、そんな馬鹿げたことをする勇気もありません。 そもそもウチには傘がありません。雨が降ったら雨宿りと決めているので、 はじめから傘を持つ必要が全くないのです。これは多くのタイ人もいっしょです。 せいぜい、スーパーやコンビニでビニール袋をもらい、雨に濡れないようにそれを頭にかぶるだけです。 私はアパートの1階にある公衆電話でバイト先に電話しました。 「もしもし。トムヤムですが、雨が降ってるので外に出れずにまだ家にいます。雨がやんだら 行きますので、少し待っててください。」 これを聞いて、生徒の親はこう言いました。 「ウチの娘も、近所の屋台にご飯を食べに行ってるんだけど、雨が降っちゃって、まだ帰って 来てないの。先生、慌てなくていいからね。濡れると風邪ひいちゃうから。」 1時間ほどしたら雨が小降りになって、私はバスで生徒の家に行きました。 バス停でバスを降り、生徒の家への道すがら、道脇の屋台で私の生徒が友達といっしょに ジュースを飲みながら談笑しているのが目に入りました。 生徒は私の姿を見るなり、 「あれ?先生!雨が降ったから今日は先生、家に来ないと思ってた〜。」 と口にしました。 例年ですとこの時期にこれほどのスコールは来ないのに、今年はどうも変です。 雨が降ると、すべての生活がストップしてしまう南国の雨です。 |
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| ■ 風習についての一考察 |
| チュラロンコーン大王の命日 | |
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今日は、タイは祝日です。今から約150年前の王様「チュラロンコーン王(第5代の王様)」が
お亡くなりになった日で、王様の功績を称える意味で祝日になっています。 この王様は、その正式な名前を「プラバート・ソムデット・プラチュンラクラーチャウユーフア ラッチャカーン・ティー・ハー」と言います。長いので、タイ人はみんなチュラロンコーン大王と 呼んでいます。今の第9代の王様であるプミポン国王(プラバート・ソムデット・プラチャーウユーフア ラッチャカーン・ティ・カーウ)についで、多くのタイ人から慕われている王様で、タイ国内の 農業改革、国土の開発に多大な功績を残した王様です。 私の家の近くにある、チュラロンコーン大王の騎馬像の周りには、王様を慕うタイ人が 大勢お参りにきていて、役所や大学、官公庁からの花輪がたくさん飾ってあります。 そして、その周りを白い軍服姿で、胸に数え切れないほど多くの勲章をつけた タイの軍人が、一般のタイ人と同じようにお参りに来ています。私などがのこのこと 歩いていると、軽蔑の目で見られてしまいそうでなかなか落着くことができません。 タイは正式には、その名称を「タイ王国」と言います。国王に対する畏敬の思いは日本以上で、 バスやタクシーの中には必ずといっていいほど王様の写真が飾ってあります。そして、一般の 家庭にも国王と王妃の写真が高々と掲げてあるのが普通です。私の家にも飾ってあります。 また、朝8時と夕方6時には、役所などの公共機関や街中の人が多く集まる場所で 国王讃歌が流れ、それが聞こえたら、誰もが歩くのをやめて直立不動の姿勢をとらないと いけません。 初代の王朝であるロッブリー王朝、そしてスコータイ王朝、クルングシーアユッタヤ王朝、 トンブリー王朝、そして今のラッタナコーシン王朝に至る、タイの歴史と王様について いろいろ考えた一日でした。 |
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| オークパンサー | |
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おとといの月曜日は、タイではオークパンサーの日でした。オークパンサーというのは、
日本では「安居明け」と訳されていると思うのですが、3か月間、ワットにこもって仏教の修行を
積んで来た僧が、そのすべてを終えて世間に還俗する日のことを指します。 タイの善男善女は、みんなそれぞれ手に手に僧に献上する食べ物を持って、 ワットに出かけて自分の行く末の幸せを僧に向かって手を合わせてお祈りします。 私も、家の近くにあるワット・ベンチャマポピット(通称、大理石寺院)というワットに 寄進に行ってきました。日本にいたことは、祖父祖母のお墓でさえ1年に1回か2回程度しか お参りに行かなかったのですが、やはりタイに来てからは私の周りにいる人が、みんな 敬虔な仏教徒ばかりなので、私も自然にワットに行くようになりました。 だいたい1週間に1度はワットに行って、自分の未来の幸せをタイのブッダにお祈りしています。 (タイ語で、ワーイ・プラと呼びます)ワットの境内は回りの喧騒からすっかり隔離されていて、 ワットに行くと、身も心も清められたように思われます。 このオークパンサーの時期になると、いよいよ半年間続いた雨季の終わりで、 もうすぐ待ちに待った冬の到来です。タイの冬は決して寒くなく、それでも朝夕の気温が 20度くらいにはなり、いくぶん過ごしやすい日が続きます。 そんな南国の季節の移り変わりを告げるオークパンサーの日でした。 |
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| ワーイ・プラ | |
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タイ語で、お参りするということをワーイ・プラといいます。
何か特別なお願い事があるときや、そうでないときも一週間に一度くらいは
ワットにお参りに行くのが私のタイでの生活です。 お参りのしかたは日本の様式とはかなり違います。もちろん日本式にお参りしても いいんですが、やはりここはタイ。タイ式にお参りしたほうが気分がいいです。 持っていくのは、お花(プワング・マー・ライ)、線香3本、ろうそく1本。 お花は、たくさんのジャスミンの花弁を細い糸に通して、それを丸く輪にしたもので その結び目のところに赤、または黄色の花がついています。鼻を近づけると かすかにジャスミンの香りがします。どこにでも売っていて、大きさにもよりますが 1編み5Bからあります。 ワットについたら、まずブッダがいらっしゃる前で横すわりします。正座の状態から 足をくずした座り方のことです。そして、持ってきたお花、線香、ろうそくを両方の手で 包み込むようにもって手を合わせ、お願い事を心の中でお祈りします。 そして、その後、ひれ伏すように自分の頭を3回、床につけます。 最後に、もってきたお花などをブッダのご面前にお供えして、ワーイ・プラは終わりです。 別に持っていくものは、何でもよく、僧に献上する食べ物ですとか、僧が着る黄色い僧衣 (チーウォン)など、もちろんお金でも一向に差し支えなく、お参りする人によってさまざま のようです。 自分の店をもつにあたり、私も毎日、学校に行く前にワットにワーイ・プラに行っています。 自分のお願いごとをタイ語で何ていうのか、それをちゃんと彼女にに聞いておいて 日本語ではなくタイ語でお祈りしています。 |
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| 新しい法律 | |
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先週の仏暦2546年11月8日からタイではふだんの市民生活に関わる大きな法律が
実施されています。 それは…「公共の場所はすべて禁煙」という法律です。 以前から、エアコンの効いた室内のレストランや映画館など、人が多く集まる場所の 禁煙は徹底していて、今回はそれよりもさらに厳しく、道路上ですとか、エアコンなんて はじめからついていない安飯屋、それに屋台のテーブル、列車の連結部のところ… というようにどこもかしこも禁煙になっちゃいました。 そして、違反が見つかった場合は最高で2000バーツの罰金という法律です。 (もっとも、罰金の金額は警官との交渉次第です。タイ語ができると、かなり有利です。 この法律のおかげで、バンコク市内のホテルのロビーは事実上すべて禁煙となり、 また道路では、違反者がいないか見張っている警官の姿を見かけることが多くなりました。 〜というのがタテマエ上の話でして…その警官の足元をよ〜〜〜〜く見ると、 タバコの吸殻が10本以上落ちてます。さらに、私が先日、マレーシアまで列車で行ったときも 私が車両の連結部のところで禁煙のステッカーを見てるときに 「タバコ持ってないか?もし持ってたら1本くれよ。」 と言い寄ってきた鉄道警察官もいました。私が、「あれ?ここって禁煙じゃないの?」と聞くと 帰ってきた返事は「マイペンライ。少しくらいなら構わん。それに、みんな列車の中で禁煙を 守ると思うか?」と、逆に聞き返されちゃいました。 やはり…ここはタイなんです。法律があっても、人に大きな迷惑をかけない範囲で、自分の都合で 法律を曲げてしまうタイ人気質が浸透している国です。 もちろん、鉄道警察官のその言葉のあとで、私もポケットからタバコを取り出し、その警官と いっしょに仲良く煙をくゆらせたのは言うまでもありません。 |
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| ロイクラトン | |
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今日は、タイではロイクラトンの日です。私は、数あるタイの年中行事の中で
このロイクラトンがいちばん好きです。 ロイクラトンというのは、日本語では「灯篭流し」と訳されていますが、日本でいう 灯篭流しとは、少し意味が違います。 これは、陰暦12月の満月の夜に、タイの善男善女が、川に住むとされている精霊に この1年間の自分が授かった水の恵みに感謝し、そして自分が川のほとりに 住むことにより川の水を汚してしまったことに対する罪を謝るため、バナナの葉っぱで 作ったクラトンを持って川の精霊にお参りに行くというものです。 そして、クラトンに立てたろうそくと線香に火をつけ、心の中で川の精霊にお祈り すると同時に、自分や家族の将来のことを念じます。 自分の髪の毛数本と、お金9バーツをクラトンに入れて川に流すと、願い事が 成就すると言い伝えられています。 私も、昨日自分で作ったクラトンを持って、2人でバンコク西部を流れる大河 チャオプラヤー川にクラトンを流しに行ってきました。 川のほとりに着くと、クラトンを1個30バーツくらいの値で売る屋台が数え切れないほど並び まともに歩けないほどの混雑の中、人ごみをかき分けて川べりまで歩き、そして 自分の作ったクラトンのろうそくに火をつけ、願い事を一心にお祈りしました。 そして、彼女と2人並んで、それぞれ自分のクラトンを川に流し、空に浮かぶ まんまるい満月の下、それがはるか遠くに流れ下っていって、どれが自分のなのか わからなくなるまで、2人でじっとクラトンの姿を見ていました。 家族で来る人や、親しい友達と来る人、愛する人がいる人はその愛する人といっしょに 来る人がいたり…みんなさまざまです。 いっしょに行った人のクラトンが、自分のクラトンと一緒に寄り添うように流れ下っていくと その行く末には幸せが訪れるとタイの人は信じています。 |
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| 朝のワット | |
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毎朝、家の近くのワットに寄ってお参りしてから学校に行くのが最近の日課です。
今朝も、朝5時に起きて眠い目をこすりながらお参りに行ってきました。 ワットの名前は「ワット・ベンチャマポピット」。家からバスで5分、歩くと約15分の距離です。 広くは「大理石寺院」という名前で呼ばれているそうで、タイのワットの建築としてはめずらしく 左右が完全に対称になっていて壁が白いきれいな大理石でできています。 バンコク市内には、ワットプラケオ、ワットポー(涅槃仏寺院)、ワットアルン(暁の寺)など もっともっと有名なワットがありますので、私が毎朝行くワット・ベンチャマポピットは 今ひとつ知名度にかけ、市内の観光コースからもはずれているようなのですが、 私個人的には観光コースに指定されているワットよりも好きです。 昼過ぎになると、ガイドブックを片手に西洋人だけでなく、日本人を含めた東洋人も 観光にやってきます。みんなワットの本堂やブッダを見に来るのですが、タイ人にまざって お布施をしてお参りしている人を見ることはあまりありません。と、考えてみると ここは観光地なのかも知れません。 ただ、朝の時間は、まだそんなに人もいないから、ワットで修行している僧が托鉢から 帰ってくるのを木陰のベンチで座ってながめたり、木のこずえにとまっている小鳥の さえずりを聞いたりするのに格好の場所です。 時間の許す限りゆっくりと休憩しながら、そのように周りをみていると、私と同じように 朝のお参りにやってくるタイ人の姿もちらほらと見えます。 やはり、みんな考えることは同じなのかなぁ。朝、ワットに行くと、何となく気分がスカッと したような気になります。 |
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| 国王誕生日 | |
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今日12月5日は、国王誕生日です。タイの今の国王はラタナコーシン王朝第9代の王様、
正式なお名前を「プラバートソムデットプラチャーウユーフア」とおっしゃいます。これでは長くて
呼びにくいので、タイ人は普通「ナイルワング」または「プーミポン国王」とお呼びしています。 タイ人の王室に対する敬愛の念は絶大なものがあり、国王を父のように慕っています。 つまり、国王誕生日はタイ人にとって父の日でもあります。 私も夕方、タイ人の友達と一緒に、サナームルアング(王宮前広場)に行ってきました。 ここは普段は何もないだだっ広い広場ですが、今日のように重要な日にはここで 国家的行事が行われます。今日も、私が着いてみると10代の学生から70歳は優に越えたと 思われる老人まで、みんなみんな国王の誕生日を祝うべく、サナームルアングに集まってきて います。 そして、手にはろうそくを持ち、小さなタイの国旗と黄色いお祝い事用の小旗を持って 国王が車で近くの道路をお通りになるのを待っています。私も、それらを持って人ごみをかきわけて 道路の端に行き、国王お通りになるのを見ました。 写真を撮ることは固く禁じられていますので、あいにくと写真はありませんが、私もタイ人と 同じように国王に間近に謁見することができて大変満足です。この国は、タイ王国という 名前の通り「王国」なんだなぁという実感が、いまさらながら湧いてきました。 街の至る所に国王の写真が飾ってあり、その写真の脇には国王の誕生日をお祝いする言葉や 国王の業績がタイ語で書かれています。国王は広く国民を愛されるお人柄で、テレビのニュースでも 国王自らが、困窮している国民をお助けになっているという番組を頻繁に目にします。 私はタイ人ではありませんが、自分が恋をした国の王様の誕生日をタイ人といっしょにお祝い することができて、心から満足した一日でした。 |
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| とっさの機転 | |
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学校に行く途中、時間は朝の10時ごろ。 いつものように家を出て、通いなれた道の木陰で少し歩き疲れたのを 癒すために休憩していました。そして、かばんからタイ語のテキストを取り出して しばらくそれを読んでいると…。 一人の若い警官が私の姿に気づいて寄ってきました。 タイの警官が嫌いというわけでは決してありませんが、以前にタバコのポイ捨てで 罰金を払わされた嫌な思い出があります。今日は何も悪いことしてないし、 触らぬ神にたたりなしとばかりに、しらんぷりを決め込んでいました。 そしたら、案の上警官はこう言いました。 「すいませんが、パスポートを見せてもらえますか。外国人の方は常時パスポートを 携帯する義務がありますので。」 そのことは知ってはいるものの、そんなの誰も持ち歩いていません。中には、パスポートの コピーを持っている人もいますが、あいにくと私の場合はそのコピーさえも持ったことが ありません。理由は簡単…めんどくさいもん。それに、もしも万一無くしでもしたら それこそ日本大使館やタイ警察を何度も行ったり来たりしないといけません。 ですが、持ってないことは事実でして、外国人にそうたずねたところで、誰も特別な 用事がない限り持っていないことは警官も十分に知っています。それを承知の上で 言ってくるということは…理由は簡単です。…給料日まで、あと約10日あります。 もしも私が素直に非を認めれば、警官が次に言ってくる言葉は容易に想像できます。 私は何としてでも、お金を払いたくありませんでした。で、とっさに思いついた言葉を このように話しました。 「あ、えーとですね。昨日、ラームカムヘンにあるラオスの大使館に行ってビザを申請 して来たんです。ビザが下りるまでに4日かかって、その間はパスポートはそこの大使館に 預けておかないといけなくって…。だから、今、パスポートが手元にないんです。 ふだんは、ちゃんと規則とおり肌身話さず持ち歩いてるんだけど。」 警官がその話を信じてくれたかどうか。たぶん信じていないでしょうが、調べる手段も ありません。私はほっと胸をなでおろしました。 |
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| 街中のぞうさん | |
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クリスマスやニューイヤーイブが近づいてきて、だんだんとバンコクの街も観光客…
特に欧米諸国からの白人観光客の姿が多くなっています。 それをあてこんで、夕方になると、街中を象使いの兄ちゃんに連れられた大きなゾウが 歩いている姿も目につくようになりました。街の大きなデパートやショッピングセンターの前ですとか 人通りの多い場所には、必ずと言っていいほどゾウがいます。 ゾウの餌として、サトウキビ5切れを20Bで売っていて、ゾウ使いの兄ちゃんが、その近くを 歩いている人にしきりに勧めています。 私も昔、一度だけ餌を買い与えたことがあり、そのときゾウは5切れをいっぺんに鼻でつかみ そして惜しげもなく一度に口に放り込んだのでした。 タイの街中にいるゾウは、アジアゾウです。学術的なことは私ではわかりませんが、アフリカゾウ よりも性格が温厚で、人に危害を加えることはありません。もっとも、そのように調教されていると いう理由もあるとは思うのですが、デパートから出たところにゾウが立っているのを見るのは、 タイらしい夜の風景です。 でも、本当はこういったゾウを使った商売は法律で禁止されています。とはいうものの、ゾウは タイではとても大切にされている動物で、警察をはじめタイ人は、口に出して咎めたりすることは ありません。禁止なんだけど、実際には容認されているといったところです。 私としては、やはりタイらしさは欠けるものの、本来の姿である森や草原の中、もしもそれが できないのであれが動物園などで自由にのびのびと人に干渉されることなくあってほしいものだと 思っています。 街中のゾウの目を見るたびに、ゾウが何か訴えているように思えてなりません。 |
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| タイの歌 | |
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日本で今年どんな歌が流行ったのか…そういうことは全くわからず、たぶん知人の家で
年末に紅白歌合戦を見てもさっぱりついていけないと思うのですが、そのかわり今年1年、
タイでどんな歌が流行ったのか、そしてタイ人はどういう歌が好きなのか、そういうことに
ついては自分でも驚くほど敏感になりました。 今夜はサヤームスクエアで行われたファッションショーを見に行き、その審査の間に行われた コンサートもついでに見てきました。 バンコクに限らずタイのどこでも、この時期、つまり雨が一滴も降らない乾季の時期に、 週末になると至る所でコンサートがあります。今日私が行ったコンサートはタダ、お金を支払っても せいぜい150B(450円)というところです。 毎日、ウォークマンをかばんに入れてて、家に帰るとテテレビのドラマから最新のヒット曲が 流れてきますので、ほとんどの曲は一度聴けばどこかで耳にしたことのある曲だとすぐに わかります。 で、さらに、歌の歌詞には私が知らない難しい単語が出てくることはあまりありませんので それを耳をそばだてて聞いていると、それとなく歌詞の意味がわかってきちゃうんです。 そして、その歌を自然と覚えてしまって、カラオケVCDを買いにCD屋に行くという日々が 続いています。 だから、家にはカラオケのVCDが山になっています。タイでは昔にヒットした歌のVCDやテープを 店頭に置くといったことはあまりしませんので、店先で見つけたときにすぐに買わないと 後になって買おうと思っても、なかなか手に入らないことがあるためです。 今も、この日記を書きながらVCDから流れる歌を聴いています。 |
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| 真夏のクリスマス | |
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クリスマスまであと3日という時期になったんだけど、どうもやはり今まで日本で、
真冬の雪が降るクリスマスになじみがあったため、このように半袖姿で街を歩いていると、
いくら大きなクリスマスツリーを見たとしても、ぜんぜんその実感がわきません。 そして、クリスマスが終われば年末となるのですが、いつもと同じペースでタイ人が のほほんと過ごしていますので、今日は年末に近い日曜だというのに、まったく年の瀬と いう感じがしなくて、午前中にカフェで2時間くらい勉強したあと、チャトゥチャック市場に 買い物に行きました。 着いてみると、今日はやけに日本人の姿が目につきます。いつもはこんなに多くないのに あれ?どうしたんだろう?と考えてみると、12月23日は天皇誕生日で、昨日から月曜に かけて日本は3連休だと気づきました。 …どうも、最近、日本の暦が思い出せないことがあります。 財布に入っている日本のカレンダーを眺めてみると、今年はたぶん9連休の会社が 多いのでしょうね。 で、それはさておき。 チャトゥチャックでもスピーカーからはクリスマスソングが大音量で流れています。 でも、その横ではタイの仏像を売っていたりお香を売っている店があり、やはりここでも ぜんぜんクリスマスの雰囲気が伝わってこないのです。 タイには世界各国からの観光客がいて、さらにタイで働いている外国人も多く そういうキリスト教徒にとってはクリスマスは大切な日ですが、多くのタイ人にとっては まったく関係ない異国のお祭りという雰囲気がして、それを横から眺めている私にとっても いまひとつ盛り上がりに欠けるのです。 |
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| サワッディ・ピーマイ | |
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ピーマイとは、新年という意味です。タイ語で、「あけましておめでとう」は「サワッディ・ピーマイ」
といいます。 …昨夜は、バンコクから北に40キロのパトゥムターニー県に住んでいる日本人の友人宅に 紅白歌合戦を見に行きました。 まだ始まって間もない頃に到着し、ほぼ全部見たのですが、番組の最初のころの歌手の 名前がぜんぜんわかりません。最近、どんな歌が流行っているのか、それすらも知りませんので 無理もないのかなぁ。 それでも、ひとつ驚いたのは中島みゆきが紅白に出てたこと。私が高校生の頃から、彼女は 絶対にテレビ出演することはなかったと記憶してますが、昔コンサートに行って以来、約20年ぶりに 彼女が歌っている姿を見ました。 紅白が終わって、たまたま友人宅に遊びに来たタイ人と一緒に「ゆく年くる年」を見ました。 画面に映る日本の名寺に積もる雪を懐かしく思いながら、暑いっ!と言いながらビールを 飲んでますので、どうもいまひとつ雰囲気がでません。 日本で年が明けたころ、タイではまだ10時過ぎ。バスに乗って家路につき、12時ちょうどに バンコクじゅうで打ち上げられる花火をアパートのベランダから眺め、そう言えば去年もこうして 同じように花火をこのベランダから見てたなぁと思い出しながら、私は新年を迎えました。 |
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| ほんの少しいい気分 | |
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タイ・・・特にバンコクで、歩道橋のない道路を横断するときは今でも気合が入ります。
たとえ、それが信号のある交差点であってもです。 車は歩行者のことなど関係なしに、ウインカーも出さずに平気で右左折してきますので 前方の信号が青であっても右左折の車が突っ込んでくるために道を渡れないということが 往々にしてあります。 ・・・昼間、私が学校に行く途中、ある大きな信号のある交差点で、おばあさんがたった一人で 信号が変わるのを待ちながら道を渡ろうとしていました。 いくら昼間の時間とはいえ、この交差点をおばあさん一人で渡ろうとするのは、あまりにも危険です。 ほとんどのタイ人がそうするように、私はそのおばあさんの手をとって「一緒に渡ってあげるね」と声をかけて 信号が青になってから、左折してくる車のほんの一瞬の隙をつきながら、おばあさんの右側に立ち 車を遮るようにしながらいっしょに道を渡ってあげました。 親切と呼ぶにはあまりにも些細なことですが、タイではこのように見知らぬ人であっても、 老人や障害者の人が道を渡ろうとしているときは、いっしょに手をつないで渡ってあげるというのが あたりまえのようになされています。 全盲の人がバスに乗ろうとしているときは、誰ともなくその人をバスの乗降口まで連れて行ってあげ、 そしてバスから降りるときも、車掌やバスの乗客がその人が安全に降りられるように介添えします。 タイでは全盲の人が一人でバスに乗り込んでくるのは、稀なことではありません。 たとえ外国人と言えどもタイで暮らしている以上、そのように守っていかなければいけない風習は、 自分なりに大切にしていきたいと考えています。 |
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| タイとの相性 | |
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今日、私が通っているタイ語学校の男の生徒1人が日本へ帰りました。 当初の予定は1年間と聞いてたのですが、まだ半年にもなっていません。 彼とは、以前からあまり話したことはないのでその理由をそっと先生に聞いてみました。 そうしたら・・・。 彼は、このタイという国とどうしても相性が合わなくて、それに耐え切れなくて志半ばにして 帰国したということがわかりました。 観光で遊びに来ている段階ではタイのいいところばかり見えるのですが、実際に語学の勉強 でこちらに住んでみると、やはりいいことばかりではなく、時にはタイの悪いところも見えてきます。 ・・・私は思うのですが、ざっと思いつくだけでもタイ、特にバンコクの街では次のようなことが 目につきます。
つまり、タイの悪いところにどれだけ無関心でいられるかということです。気になりだしたら ストレスが溜まる一方で体に何もいいことはありません。 私の周りにいるタイ人にたずねても同じ答えが返ってきて、みんな一様にこれらのことに 無関心なんです。 無関心でいることがはたしていいことなのか、それとも悪いことなのか、それは私には まだわかりません。 ただ言えることは、日本の常識はこの国では通用しないということです。それが価値観の違いに よるものなのか、それとも温帯と熱帯という風土の違いによるものなのか、理由はさまざまだと 思います。 教室で勉強していた彼の姿を思い出しながら、こんなことを考えていました。 |
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| カンボジアでのタイ大使館襲撃事件 | |
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私の日本滞在中に、タイの隣国カンボジアにおいて、カンボジア人によるタイの大使館や
企業の事務所が破壊されるという事件がおきました。 タイに帰ってくるとすぐに家に置いてあるそのときの新聞を取り出して読み、ことの真相がどうなのか 調べました。日本ではタイの女優が「アンコールワットをカンボジア人に盗まれた」と言葉を発した ことにより騒動が始まったと伝えられましたが、実際は違うようです。 ・・・この女優は直接の発言者ではなく、カンボジア人の男3人の作り話だそうで、日ごろから 敵意を持っているタイ国に対して何らかの制裁を加えようとたくらんだらしく、その際にこの女優の 名前を使って話をでっちあげ、それが他のカンボジア人の同意を得て今回の暴動に発展したとのこと。 そしてそれがバンコク市内にあるカンボジア大使館前の騒動にも飛び火して、両国の関係が 悪化したというものです。 タイでは、すぐに国王陛下がお出でになりカンボジア大使館前での暴徒を一切の武力を加える ことなく鎮静されたもようです。国王陛下の一声で、タイ国内での暴動はすぐに収まりました。 これは私がタイの新聞であるタイラット紙を読んでそれを自分なりに解釈し、さらにウチの居候に 意味の確認をし、念のためタイ語学校に新聞を持参して、学校の先生にも内容を確認したことですので たぶん誤訳はないと思います。 ただ、タイでは新聞紙面上の内容が国により監査されていますので、時として詳しい情報が 伏せられることがありますが、おそらくタイラット紙の伝えるところが正しいかと思われます。 今日現在、バンコク市内はいつもと変わらぬ平穏な雰囲気に戻っています。 街の中にも、いつもと変わらぬけだるい空気が流れていて平和そのものです。 |
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| 同じことを聞かれます | |
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私の家のまわりには、いつも私がご飯を買ったりおやつを買ったりする屋台だとか店だとか・・・
たくさんあって、ふだんからその店の前を通るたびに声をかけられます。 私が日本にいる間、しばらく私の顔を見なかったのでみんながみんな、 「しばらくいなかったけど、どこ行ってたの?」と同じことを聞いてきます。そのたびに、 「日本にちょっと用事があって、おととい帰ってきたばかり。日本は寒いよ。半袖1枚だけじゃ とてもじゃないけど暮らせないもん。」などなどと、毎回同じように答えないといけません。 家の前から大通りまで距離にすると500mくらいの小道なんですが、みんなに呼び止められて 通りまで出るのに1時間もかかっちゃいました。おかげで今日はカフェでの朝の勉強が少ししか できませんでした。 だけど、まぁ・・・これがタイなのかなとも思います。 タイ人しか住んでいない小道の中のアパートで、ときどきおかしなタイ語を話す一人の日本人を みんな興味津々で見ているのがわかります。別に悪意や敵意を持っているわけではなくて、 まったくそれとは逆に、外国人であることを意識せずに私を自分たちのタイ人社会にすんなりと 受け入れてくれます。 いつも見る私の姿がある日突然見えなくなると、やはり彼らなりに心配してくれていることが よくわかります。 人懐っこいタイ人独特の笑顔を見て、やっとこれでいつものタイ式の生活にかえった気がします。 |
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| タイの運転免許 | |
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学校の日本人生徒がつい最近、タイで自動車運転免許を取得したので、
興味津々でその話を聞きました私にとっては、タイでの運転はまだ関係ないのですが、
これが結構おもしろい話なので紹介します。 タイの運転免許試験は、日本のように学科の授業だとか実技の授業だとか、そういう ややこしいものは一切なしで、試験当日に学科試験、実技試験の一発勝負です。 試験を受けるのに必要なものは、パスポート、ワーキングパミット、写真2枚、在留届、 健康診断書など。 試験の開始時間はいちおう決まっているらしいが、別に何時に行ってもよく、要するに 来た順番に試験を受けさせてくれます。運悪くその日に不合格であっても、まだ試験の受け付け の締め切り時間前だったら、もう一回その日に試験を受けれます。 学科の試験は英語またはタイ語で、あらかじめ試験会場で渡された教本の内容についての 問題が出て、80点取れれば合格。問題は非常に簡単らしく、もしも不合格の場合は 実地試験が受けれないけど、また受けに行けばまた同じ問題が出るので、 誰でも絶対に合格しちゃいます。 で、今度は実地試験。その前に自分で試験のときに乗る車を手配しないといけません。 会場近くに車貸し屋がいて、ほとんどの人はそこの車貸し屋でオンボロ車を借りて試験を することになるのですが、中には家から自分の車を持ち込んで免許を取りにくるタイ人もいます。 (え〜と、、、こういうのを世間では無免許運転というのですが・・・) さっきの学科試験の教本の内容通り、普通に標識に従って適当に車を走らせます。 すると、この場合必ず不合格です。 試験場にいる試験担当官のボスと思われる人の所に行って、「あのぅ・・・これでひとつ便宜を 図ってもらえないでしょうか・・・。」と500Bほどのお金を袖の下から出さないといけないのです。 すると、受験票の裏に何か赤ペンでチェックを入れてくれます。あとは歩道を走ったりしない限り、 絶対に誰でも合格しちゃいます。 こんなチープなタイの免許でも日本に帰ってからちゃんと日本の運転免許証に書き換えることが できるそうです。 |
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| ロッティット | |
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タイ語で「渋滞」という意味、直訳すると「車がくっついている」という意味です。 ・・・今年になってバンコクの渋滞にさらに拍車がかかっています。毎夕、学校から帰ってくるのに 3時間もかかっています。 日本の東京近郊だと、通勤に片道2時間以上かかっている人もいると思うけど、 さすがに10キロの距離で3時間も費やしている人はいません。 ま、それだけタイの経済が上向きによくなっていることの証だとは思っていますけどね。 道を走っている(というか、渋滞している)車のうち、新規の登録車であることを示す 赤色ナンバープレートの数を見ても、明らかに昨年よりも多くなっているのがわかります。 どうしてこんなに渋滞しちゃうのか・・・答えは簡単。バンコクという街には鉄道の類がほとんどなく 移動手段が車しかないということによります。さらに都市計画などという言葉とは100万光年も 無縁の街で行き当たりばったりに大きくなった街ですので、大通りの裏を走る、いわゆる抜け道と いうのが一切ありません。大通りはいつも車であふれています。 バンコクはタイ語でクルンテープ、天子の都という意味なのですが、そろそろ「車の都」と改名する ときではないでしょうか。 そこで、タクシン・チンナワット率いるタイ政府に提言したいのです。
っていうことを夕方の渋滞にはまったバスの中で1時間考えてたんだけど、その間、やはりバスは 1センチも動きませんでした。 ふぅ・・・ため息です。 いつも学校で先生に「昨日、学校が終わってから何してたの?」と聞かれますが、 私が答えるのは決まって「バスで渋滞してました」という言葉です。(笑) |
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| ワイ(合掌礼) | |
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今日から、またウチの学校に新しい日本人生徒が入りました。 生徒がどこの国の人であろうが、ウチの学校では最初の1時間はワイ(合掌礼)の 礼儀作法についての授業を受けることになっています。 ワイとは、両手を合わせて(正確には手のひらの間に少し空間ができる程度に合わせて)、 相手を拝むようにしてするお辞儀のことです。このとき、頭を少し下げると美しく見えます。 合わせた両手の高さにも意味があり、手を頭の高さに持ってくるワイは日本で言うところの 最敬礼にあたり、つまり王様や王族に対してするワイです。 あごの高さの場合は、目上の人に対する敬意を示すワイで、たとえば子供が両親に するワイもこれにあたります。 そして、胸の前に手を合わせるワイは、返礼にあたるワイで、ワイをされたときにワイで 返答すると言う意味で、このときは頭を下げることはしません。また、この場合、 必ずしもこのワイで返礼する必要はありません。にこりと微笑み返すだけでも 失礼にはあたりません。 さらに重要なことは、ワイは必ず目下の者から先にするということです。つまり、目上の者 (または地位の高いもの)から目下の者に対しては先にワイをすることはありません。 私の例をあげます。 家庭教師先の生徒の家に入っていく際、まずその家にいるお手伝いさんが出迎えてくれます。 彼女は私よりも明らかに年が上なのですが、私は先生、彼女はお手伝いさんということで 私から先にワイをするとかえって失礼になります。私の方が目上ということになっているからです。 ですので、私は絶対に自分からはワイをしません。 まず、彼女は必ず私にあごの高さでワイをします。次に、それに答える意味で私は胸の高さで ワイを返します。 そして、部屋に入っていき私が両親の姿を見かけると私はすぐに手をあごの高さにもっていき ワイをして両親にあいさつをします。両親は、たとえ何かしている最中であってもその手を休めて ワイで返礼します。 そして、生徒の部屋に入っていくと、生徒が私に向かってワイをします。私もそれにワイで 答えます。 また、ワイをするのはあいさつのときだけとは限りません。私が生徒のノートを見て宿題を チェックし終わってノートを生徒に返すときに、生徒は私に感謝の意味でワイをします。 (このときは私はワイをしません。) 最後に、今日の授業料を両親から頂戴するときは私の方が先に両親に向かってワイをします。 あいにくと両親が出かけた後でお手伝いさんからもらうときは、私はワイをせずに 「ありがとうございます。」と言うだけです。 タイの日本人社会だけで暮らしていれば話は別なのかもしれませんが、私のようにタイ人社会の中で 暮らす者にとって、タイのいちばん基本的な礼儀作法であるワイを覚えることは、何にも増して 大切なことだと思っています。 特に、タイのきれいな女の人が両手をあごの高さに持っていきワイをするしぐさは、たとえようもなく 美しいです。 |
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| タイ人度 | |
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今日も、バイトが終わってプラトゥナム界隈のバス体近くを歩いているときに、
タイ人にプラカノング(バンコク東部にある地名)に行くには、何番のバス?と聞かれました。 ・・・そんなに、私ってタイ人っぽく見えるのかなぁと思うのですが、外見はともかくとして 日頃の私の振る舞いがまるっきりタイ人そのものだと居候は言います。
上記のうち、7について説明します。 バンコク市内にあるワットプラケオ、ワットアルンなどの有名なワットでは、外国人の場合 入場料を払わないといけません。タイ人の場合はタダです。 タイ人の場合ワットでいくらかのお布施(タムブン)をしますが、外国人の場合は ほとんどお布施をしません。そのために入場料という名目で少しのお金を 徴収されます。 |
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| タイ人の真心と慈悲 | |
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タイ国鉄に乗って、バンコクの北のアユッタヤ県にあるバンパイン宮殿に行きました。 その帰り、対向車がほとんどない駅に通ずるタイの田舎道で、父と母と一緒に乗合トラックに 乗っていたときのことです。 母が、いきなり気持ち悪いと言い出してその場にうずくまるようにして食べたものを吐いて しまいました。乗ってすぐのできごとだったので、乗り物酔いではないことはすぐにわかりました。 トラックの荷台の前にある、運転席がのぞけるガラス窓をドンドン叩いて運転手に知らせ 車を停めてもらいました。運転手は、何が起こったのかとあわてて荷台に乗っている私たちに 駆け寄り、私はことの次第を運転手に話しました。 私たちの他には10歳くらいの男の子が一人乗客として乗っているだけでした。 運転手は、その男の子にすぐに水を買ってくるように命じ、そして私と一緒に母を道端に 連れて行ってその場にしゃがませて、楽になるように背中をさすりました。 間もなくして、男の子が息を切らしながら冷たい氷水が入ったボトルを抱えて帰ってきて それで口をゆずぐように母に言いました。その後で、彼は母の汚物が付着しているタオルを いやな顔ひとつせずに近くの川に下りていき洗ってきてくれました。 私と父と運転手は母の介抱をしていました。そのとき、運良く通りかかったバイクタクシーの 運転手がバイクを停めて駆け寄ってきて、列車の時間に間に合わないといけないから、 ボクがバンコクまでの切符を買ってきてあげると言って、駅まで行こうとしました。 私があわててお金を財布から取り出そうとすると「後からでいいよ。そこでちゃんと介抱してて あげなさい。」と言い残して駅まで先に行ってくれました。「もしも、列車に間に合わなかったら すぐ30分後にももう1本バンコク行きの列車があるから。」とも教えてくれました。 母が、何とかこれで大丈夫と言うので駅までの道をゆっくりとトラックに揺られて行きました。 荷台だときついので、母は運転手横の助手席に乗り、私がガラス越しに見ていると、 運転手が気を使ってくれて一生懸命母に何か話し掛けているようでした。 母はタイ語はわかりませんが、その運転手の優しさに私は嬉しくなりました。 駅に着き、先ほどのバイクタクシーの運転手が切符を持ってきてくれました。 私は財布の中から切符代のほかにいくばくかのお金をほんの気持ちとして差し出しましたが 彼は頑として受け取りません。 そして、タオルを洗ってくれ水を買ってきてくれた子供も、運転手も、みんな頑なに私が お礼として差し出そうとするお金を受け取りませんでした。 私は、以前にタイ語学校で習った「ナームチャイ」という言葉と「クワームメーター」という言葉を 思い出しました。「ナームチャイ」とは真心、「クワームメーター」とは慈悲を表す言葉です。 私は、タイ人の真心と慈悲の心に触れて言葉では言い表せない気持ちになりました。 私は、心を込めて彼ら一人一人にワイをしました。 帰りがけ、列車の中から母がホームで心配そうに母を見ていた男の子に手を振ったら、 彼は真っ白な歯を見せて少しはにかむように母に微笑み返しました。 今日、私たちを助けてくれた名も知らない心優しいタイ人がこの日記を読んでるとは 思いませんが、この場を借りて彼らにお礼を言いたいです。 khoop khun maak thii chuay raw thii ayuttayaa. phom ja mai luum naa khoong phuak khun le naamjay khwaammeetaa taloot pay. khoo hay thuk thaan mii khwaamsuk na khrap. ・・・今日はアユッタヤーで助けてくれてどうもありがとうございます。 あなた方の顔と、真心と慈悲は決して忘れません。 あなた方みんなに幸せがおとずれますように。 |
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| もうすぐ新年 | |
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タイではもうすぐ新年を迎えます。 西洋正月のことではなくタイ正月・・・毎年4月13日から15日をワン・ソングクラーンと呼び、 タイ人のとっての正月とは、このワン・ソングラーンのことを指します。 今日は午後から王宮前広場で、このタイ正月を迎えるのあたってのお祭りがありました。 少し前、タイ人の友人にこのことを教えてもらい、デジカメ持参で遊びに行ってきました。 ・・・タイには全部で76の県があり、それぞれの県ごとに古来から伝わる民族衣装を着て、 鐘・太鼓・笛などの楽器の音に包まれた行列を作り、生け花やハリボテできれいに装飾した 車の上では、その民族衣装を身に纏ったきれいな女の人が、道路脇の見物客に壇上から 微笑みかけています。 タイ北部、タイ南部、タイ東北部、タイ東部、タイ中部という5つの地方によって、 民族衣装の配色や服のデザインが異なり、自分でもそれがはっきりとわかるほどタイの文化に 詳しくなってきているのが嬉しいです。 そして、道路いっぱいの見物客の間には象の背に乗ったタイ古式の兵士の格好をした男が通り、 余程のことでないと最近は興奮しなくなった私も、童心にかえったように目がいきいきしました。 車の脇に書いてある新年を祝う言葉は全てタイ語・・・英語での説明はいっさいなく、 西欧文化に屈することのない昔から受け継いできたタイ独自の文化のかけらを感じたのでした。 興奮から我にかえり南の方を見るとワット・プラケオの金色の仏塔が夕日に輝いてきらきらと 輝いていいるのが目に入りました。そして、その前の広場では子供が凧揚げに夢中で、 揚がっている凧の数はおそらく全部で200以上。 これが、まさしく正しいタイという見本のような光景とタイの伝統に同時にふれることができ、 心身ともに満足して帰ってきました。 |
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| 水鉄砲 | |
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今年のソンクラーン(タイ正月)のときのための水鉄砲をあちこちのデパートやディスカウントショップ、
そして市場で売っています。 ところが・・・今年はどれもこれもサイズが小さいものばかりなのです。全長50センチ以上の 大きなものは、どこにも売っていません。 おかしいなぁ、と思って居候に聞いてみたところ、「あんまり大きいのは子供にとって危険だから タイの政府が販売を禁止したの。だから、今年から小さいものしか売れなくなったんだって。」という 単純明快な答えが返ってきました。 昨年買った私の水鉄砲はといえば・・・。全長53センチ、映画ランボーに出てくるようなライフルの ような形をしていて、水タンクを背中に背負う形式です。水タンクから水鉄砲までホースでつながっていて 空気圧縮装置で空気を詰めると、水の飛距離は約15メートルあります。 片側2車線程度の道路なら、道路の反対側を歩いている人にまで十分にとどく距離です。 少なくとも、これくらいの威力のある水鉄砲でないと全然楽しくありません。 ただ、水をフルに充填して背中に背負うとかなり重いです。 う〜ん、でも、これって、もしかしたら使うとやばいのかなぁ・・・と思案していたところ、 またまた明快な答えが返ってきました。つまり、「売るのは禁止だけど使うのは自由」なんだそうです。 やはりタイらしい法律ですね。 これで一安心しました。つい先ほど、水を充填して空気を目いっぱい圧縮して試したところ 水はきちんと15メートル飛びました。 あとは、この水鉄砲のほかに石灰の粉を用意しないといけません。これを水に溶いてどろどろにして 道行く人の顔に塗りつけてあげるのです。 |
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| ある災難 | |
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と言っても私のことではありません。 夕方、家に帰ってきたら同居人のエーが何やら深刻そうな顔をしてテレビもつけずにベッドの上で ぼんやりしていました。いつもとどうも様子が違うのです。 気になって私が聞いてみたら、どうも今日の昼間、自分の店で店番をしている最中、 ちょっとした隙に自分の持っていた鞄を盗まれちゃったと今にも泣きそうな顔で話してくれました。 いつものように自分の座っている椅子のすぐ横の目立たないところに鞄を置き客を話している間の ほんの30秒そこそこの間だと言うのです。 ・・・昨日の日記でスクムウィットの日本人被害について述べたところで、まさかそれとは関係はないとは 思うものの、自分の安全は自分で守るしかないと改めて思うのでした。 鞄の中に入っていたものは、現金3000バーツが入った財布とタイ人が持っている身分証明書の2つだけ。 運良く、今日に限って携帯電話はズボンのポケットに入れていたようでそれは難を免れました。 いくら私が「どうして、財布の中にそんなに大金を入れてたんだっ!」と言ったところで問題が 解決するわけありません。現実的に考えて、1万円近くにもなる額のお金を入れていた方にも 責任の一端があると私は思います。 明日の朝、家の近くにある警察署に行って身分証明書の紛失届を書いてもらい、 近日中にその届を持って実家のある県の役所に行き再発行の手続きをしてこないといけません。 ・・・まぁ、くよくよ考えていたって始まりません。考えたところで無くした物は戻ってこないのです。 そう言って言い聞かせたのですが、このような日本人的発想はタイ人にとって極めて苦手であり、 いつまでもぐじぐじと思いつめています。 せめて、”たったの3000B”取られただけであって、10000B取られたわけではないというように プラス思考で考えなさい、、そしてわかってると思うけど明日からももっともっと注意しなさいと きつく言ったのでした。 |
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| 違法コピーソフトの摘発劇 | |
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昨日、市内北部のチャトゥチャック公園近くにあるセントラルデパート・ラートプラォ店で
パソコンソフトの違法コピーCDを販売する店員が現行犯逮捕で捕まったというニュースを
聞きました。 違法コピーCDの販売の是非についてはこの場で論じることを避けますが、 この手の話はタイでは非常によく耳にする話で特別にめずらしいことではないのです。 ただ、「現行犯逮捕で捕まった」ということが少し耳に新鮮に感じます。 ・・・この店に限らず、違法コピーCDを売る店はバンコク市内だけでもパンティッププラザ (私もよく行く。)、パタデパート・ピンクラオ店、ドモール・バンカピ店などなど、市内にいくらでも あります。 ふつう、警察が手入れをする際には、警察内部から摘発を行う日時が事前に店に流れ、 いざ建物内に踏み込んでみると商品はすべて片付けられて店のシャッターも下ろされているというのが 通常の摘発劇です。 仮に事前に情報が流れなかったとしても、建物入り口近くにいる見張り役のタイ人が 「ケップ!(片付けろ!)」と大声で叫ぶと、店員はものの30秒もしないうちに店先に並べてある CDのパッケージの束を机の中に無造作にしまい、さっとシャッターを下ろしてしまいますので 捕まるということは極めてめずらしいように思います。 実は、今日の夕方、何かいいグラフィックソフトはないかなぁと、私もパンティップでソフトを 物色していたのですが、いきなり店員が店先のCDラベルを片付け始めたので、 いったい何が起こったんだ?ととっさには状況をつかめませんでした。 待つこと約1時間。< 警官が帰っていったのを見てとったのか、柱にもたれておしゃべりしていた店員は、 まるで何事もなかったかのようにCDラベルを店先にきれいに並べなおし、商売を再開したのでした。 何でもありのタイランド・・・ビル・ゲイツが見たら卒倒しそうな光景が、ここバンコクに展開しています。 |
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| タイでの礼儀作法 | |
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日本人の友達と言える人はまったくいませんが、タイ人の友達となると両手で数え切れないほどいます。
ですので、私の場合そういうタイ人の友達と付き合ううちにタイでの礼儀作法を知らず知らずのうちに
覚えました。 【タイ人にワイをされたら、何があってもすぐにワイで返礼する】 これはタイで暮らすにあたっての常識中の常識です。 レストランの入り口で店員にワイをされたときなどは関係ありませんが、普段の日常生活の中で 例えば何かをあげたりしたときにされるワイ、自分のことを目上だと思ってくれているタイ人がするワイに 対しては必ずワイを返さないといけません。 またワイで挨拶されるということは、少なくとも自分のことをタイ人の仲間として見てくれていると いうことです。 【人の部屋にあがるときは必ず入り口で履物をぬぐ】 タイの習慣として部屋の中では履物を脱ぎます。部屋に入ってからドア付近で履物を脱いでも いいのですが、ドアの外で履物を脱ぎ、脱いだ履物は廊下にそのまま置いておきます。 知人がホテルに泊まっていてその部屋に知人を訪ねていったときなど、私はついついいつものくせで ホテルの廊下で履物を脱いでしまいます。 【人が自分の部屋にたずねてきたときは、冷たい水を出す】 「何を飲む?」などと聞く必要はありません。人がたずねてきた時は「一杯の水」と決まっています。 たまたま冷蔵庫や冷蔵ジャーの中に冷水がない場合は、急いで近所の雑貨屋に買いに行きます。 【室内で、人の前を横切らない。やむなく横切るときはかがんで歩く】 相手の目線の高さよりも低くなければなりません。もっとも、相手が子供だったりした場合はこの限りでは ありませんが、すべて臨機応変にです。頭の高さを相手の目線より低くすることにより服従の意味を示すと同時に 相手の視線を邪魔しないという意味があります。 特に、これができると躾がちゃんとした人だなと思います。 タイは日本以上に礼儀作法に厳しい国です。ふだん多くのタイ人と接していて、それらのひとつひとつの 大切さだとか意味だとか・・・知らないことがあるといつもタイ人に聞いています。 |
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| バンコクの名前の由来 | |
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私のいる街の名前・・・英名では「バンコク」と言いますが、タイ語では
「クルングテープ・マハーナコーン」と言います。長いので、ふつうのタイ人は「クルングテープ」と呼んでいます。 (真中にある「グ」の音はほとんど聞こえません。) 本当は、この「クルングテープ・マハーナコーン」の後ろにもっともっと、ちょうど日本の落語の「じゅげむじゅげむ」の と同じように長い名前が続き、私も学校で全部ならったのですが、あまりの長さに1日で忘れました。 タイ語の都市名である「クルンテープ・マハーナコン」というのを邦訳すれば「天人の都、大いなる城市」という 言葉になります。 一方、英名である「バンコク」は、現王朝であるラタナコーシン王朝が今のラタナコーシン地区に建都したときに 命名した言葉で、その言葉の源はどこか定かではないけれどチャオプラヤ河沿いの「バーンコーク」という集落の 名前から来たものだとされています。 「バーン」とは「水辺の集落」、「コーク」とは木の名前です。 英名でバンコクというと何となく無機的な印象を受けるのですが、タイ語で「バーンコーク」というと、 反対にどことなく郷愁を誘うような懐かしい響きに聞こえてくますので不思議なものです。 この水辺と言う意味の「バーン」の名のつく地名はいまでも街の至るところにあり、例えばバンコク北部の鉄道駅 である「バーンスー」、安宿街で有名なカオサン通りのある地区「バーンランプー」、バンコク東部の運河船の終点 である「バーンカピ」などなど、いずれも近くに河、または運河があります。 タイで一番大きな銀行の名前はバンコク銀行ですが、この銀行もタイ語での正式名称(登記書に記載してある 名前)は「タナーカーン・クルングテープ」と言います。(タナーカーンとは「銀行」という意味。) |
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