| HOME > タイの年中行事 |
|
新年 (
ประเพณีการทำบุญวันขึนปีใหม่
プラペーニー・カーンタムブン・ワン・クン・ピーマイ)
|
しかし他の国の新年に合わせるべきだという考えから、タイでも1月1月を年の最初の日とするようになりました。 この日には僧にお供え物を献上したり、鳥や魚や亀を逃がしてやったりという徳を積む行いをする(タムブン)と同時に、 友人に新年のお祝いのカードやプレゼントを贈ったり、また家で両親や親類といっしょに和やかにご飯を食べたりします。 この前日である12月31日の午後8時からは国王陛下がテレビにて新年の抱負をお述べになられます。 国王陛下がタイの未来についてどのうようにお考えになっていらっしゃるか、タイ国民はそのお言葉を静聴します。 |
| [ TOP ] |
タイ正月 (
ประเพณีทำบุญวันสงกรานต์
プラペーニー・タムブン・ワン・ソングクラーン)
|
ソングクラーンという言葉の持つ本来の意味は「場所を動く」ということです。 つまりそれが転じて太陽が新しい黄道十二宮(*1)に入る日をタイ正月として、この日がタイ人にとっての昔から慣れ親しんできた正月となっています。 そして、毎年4月13日から15日までの3日間がこのソングクラーンに該当し、さらにタイ政府は4月13日を敬老の日 (วันผู้สูงอายุ ワン・プゥー・スゥーング・アーユ)、4月14日を家族の日(วันครอบครัว ワン・クロープクルア)と定めています。 特に4月13日にはワットにタムブンに行ったり両親や親類と改めて敬意を表するということが行われます。 また4月14日は特別な用事がない限り外を出歩かない方がよいとされています。これは、テーワダーと呼ばれている神様がこの日1日だけこの世に いないからだと言われており、自分自身を守ってくれることができないからだと伝えられています。 毎年この時期はタイでの暑季にあたり1年のうちで一番暑い時期であることから、手に持った水が入った桶から水をすくってそれを 知人にかけて相手の幸せを願うということも行われます。(รดน้ำ ロット・ナーム) (*1)黄道十二宮 太陽が通る天空上に存在する十二の宮を示します。なお、この黄道十二宮は占星術で呼称する星座とは その意味を異にします。 黄道十二宮をタイ語で示しますと以下の通りとなります。
|
| [ TOP ] |
ワン・サート (
ประเพณีวันสารท
プラペーニー・ワン・サート)
毎年の陰暦10の月の新月の日です。 既に他界してしまった先祖が、1年に1回だけ15日間の間この世に帰ってくることができるとされており、陰暦10の月の十六夜の日に 帰ってきた先祖を、この新月の日に送ります。ちょうど、日本でいうお盆の灯篭流しに似た謂れを持っています。 タイの人々は手に手に料理やお菓子を持ってワットに行き、ワット内の敷地に並べられた机にその料理を置きます。 さらに、現世で余りにも悪いことをしてワット内に入ることができない先祖の魂のために、ワットのまわりにも食べ物を置きます。 そのように先祖に対する報恩を示すことによって、今の自分の罪が清められると同時に自分にも幸せが巡ってくると信じられています。 |
| [ TOP ] |
ローイクラトング (
ประเพณีลอยกระทง
プラペーニー・ローイクラトング)
|
毎年の陰暦12の月の満月の夜です。 ローイクラトングの歴史はスコータイ時代にまで遡り、ずっと昔に仏様が河の中にいる蛇のために川岸でおつけになった地面の足跡を 偲ぶものだとされています。 当時の王妃陛下が仏様の足跡に似るようにバナナの葉っぱで作った小さな灯篭(กระทง クラトング)を川に流し、 川の水を汚した自分の罪を詫びると同時に川の水から受ける毎日の恩を感謝(下につづく)のが現代におけるローイ・クラトングの起源であるとされています。 クラトングを流す前には必ずクラトングを額の高さよりも高く掲げて詫びと感謝をお祈りし、そして自分の身に宿っている悪事をクラトングが運び去って くれるように願いながら川に流します。 タイ人は次のような言葉でお祈りします。
または、恋人同士が来世においても再び傍らにいる最愛の人と巡り合えるようにとの願いから、2つのクラトングをお互いの髪の毛で結んで 流す光景も見られます。 それぞれの人がそれぞれの思いを持って流した無数のクラトングが、川の水に揺られて少しずつ遠くに流れ去っていく光景は、 1年に1回だけしか見ることができません。 最近では、特に若者の間ではただ単にごく親しい者同士(恋人、友人)でお祭りのような感覚でクラトングを流しますが、ローイクラトングの本来の正しい意味を 知っていなければなりません。 |
ローイクラトングの歌(タイ民謡) (自己解凍形式 DLサイズ26KB)
|
| [ TOP ] |
ラムブアング・サウォング・プラタートパノム (
ประเพณีรำบวงสรวงพระธาตุพนม
プラペーニー・ラムブアング・サウォング・プラタートパノム)
|
ナコーンパノム県を代表する有名な仏塔であるプラタートパノムの元に人が集まり仏様にお供えをしたあとに仏塔の周りを3回周り、 そして古来から伝わる様式で舞踊を舞います。 |
| [ TOP ] |
ヘー・パー・クン・タート (
ประเพณีแห่ผ้าขึ้นธาตุ
プラペーニー・ヘー・パー・クン・タート)
|
県に昔から伝わるプラボーロンマタートという名の仏様を崇拝するもので、人々は仏様を飾るための絹織物を持ちよってそれを身にまといながら 飾りをつけた電灯の中、通りを練り歩きます。 そして、その中で一番きれいな絹織物を仏様に献上します。この絹織物は翌年まで仏様の衣装となります。 |
| [ TOP ] |
ブアット・ルーク・ケーゥ (
ประเพณีบวชลูกแก้ว
プラペーニー・ブアット・ルーク・ケーゥ)
|
まだ20歳に達していない男の子供が、学校が休みであるこの時期にサーマネーン (สามเณร 子供の僧)になり、 それを祝福するために色とりどりの衣装を着て街を歩きます。 ミヤンマーと国境を接する静かな高原地帯にある県での華やかな行事で、この県独自に伝わる文化のひとつです。 |
| [ TOP ] |
ヘー・サルング・ルワング (
ประเพณีแห่สลุงหลวง
プラペーニー・ヘー・サルング・ルワング)
|
水浴びするときに使う水桶よりももっと大きな水桶をもった人々の行列が通りや川を埋めつくします。 そして古くから土地に伝わるプラケーゥ・ドーン・ターゥという名の仏様を崇拝するために仏様に水をかけて、新年の幸せをお祈りします。 |
| [ TOP ] |
ピー・ター・コーン (
ประเพณีผีตาโขน
プラペーニー・ピー・ター・コーン)
|
もち米を蒸すときに使うコーンという竹製の網を使ってピー(ผี お化け、悪霊)のお面を作り、 子供がそれを頭からかぶって通りをねり歩きます。 仏教に関係するチャードック・ターングという小説を真似たものだと言われています。 |
| [ TOP ] |
ケーング・ルア (
ประเพณีแข่งเรือ
プラペーニー・ケーング・ルア)
|
中でもブリーラム県に伝わる舟の競争は特に有名で、漕ぎ手の団結を誇示するため、そして愉快にこの行事が行われます。 |
| [ TOP ] |
ウム・プラ・ダムナーム (
ประเพณีอุ้มพระดำน้ำ
プラペーニー・ウム・プラ・ダムナーム)
|
県に古くから安置されているマハータンマラートという仏様を水の中に沈め、県の安泰と幸せを願います。 仏様を水の中に沈めることができるのは、県の代表者である県知事だけです。まだタイが今のように76県として統治されていなかった頃は ペッチャブーン県を統治していた当時の王様が仏様を水に静めて国の安寧を祈願していました。 |
| [ TOP ] |
ローイ・コーム (
ประเพณีลอยโคม
プラペーニー・ローイ・コーム)
|
竹で作った骨組みの上に色とりどりの色紙を貼って気球の形に似た電灯を作り、その傘の中に熱を加えて空に放ちます。 そうすることによって自分に宿っている悲しみや苦しみを取り除くことができると信じられています。 |
| [ TOP ] |
ヘェー・ティアン・パンサー (
ประเพณีแห่เทียนพรรษา
プラペーニー・ヘェー・ティアン・パンサー)
|
そして、この蝋燭の美しさを競いあったりもします。 この蝋燭をお供えすることにより、自己の知能がより明晰になると言い伝えられています。 イサーン地方ではこの行事のことをฮีต(ヒート)と呼び、 特にウボンラーチャターニー県でのそれは有名です。 |
| [ TOP ] |
ガーン・ブン・ボングファイ (
ประเพณีงานบุญบ้องไฟ
プラペーニー・ガーン・ブン・ボングファイ)
|
粘土や竹などで作った頑丈な筒の中に火薬を入れ、それに点火して花火のように空に打ち上げます。それが高く上がればその年はちゃんと季節通りに 雨が降るが、もしも高く上がらなかったらその年は日照りが続くと信じられています。 昔、この行事は純粋な雨乞いの儀式としての意味を持っていました。現代ではソングクラーンが終わった後第7週目に行われることが多く、 ボングファイ装置の美しさをも競っています。 この行事はタイ全国で行われており、ヤソートン県が特に有名です。 なお、このガーン・ブン・ボングファイはオークパンサー(安居明)の日にノーングカイ県のメーコーング河で見られるボングファイ・パヤナークトのことではありません。 |
| [ TOP ] |
ワン・ウィサー・カ・ブーチャー (
ประเพณีวันวิสาขบูชา
プラペーニー・ワン・ウィサー・カ・ブーチャー)
|
仏様をお偲びするために、僧にお供え物を献上し還俗の人が守らなければならない五つの戒律を改めて認識して、ワットの本堂の周りを線香を持ってお祈りしながら 3回回ります。 |
| [ TOP ] |
ワン・マハー・カ・ブーチャー (
ประเพณีวันมหาฆบูชา
プラペーニー・ワン・マハー・カ・ブーチャー)
|
人々はワットにお供え物を持ってタムブンに行き、鳥や魚を逃がしてやり仏様を偲んで本堂の周りを3回回ります。 |
| [ TOP ] |
ワン・アーサー・ラ・ハ・ブーチャー (
ประเพณีวันอาสาฬหบูชา
プラペーニー・ワン・アーサー・ラ・ハ・ブーチャー)
|
|
陰暦8の月の満月の日、仏様が直々の子弟に最初の教えである
タンマ・チャックカッパ・ワッタナ・スゥート(ธัมมจักกัปปวัตตนสูตร)
を示した日です。 つまり仏様、教え、子弟の3つが揃った日であり他の日と同じように人々はワットにタムブンに行きます。 |
| [ TOP ] |
安居入 (
ประเพณีวันเข้าพรรษา
プラペーニー・ワン・カーゥ・パンサー)
|
この日から約3か月の間、仏教の修行に一層の精を出して特に用事がない限りワットの外を出歩いたりしないように子弟に教えたのが始まりとされ、 現代でもこの日から約3か月の間、安居明(オークパンサー 後出)の日まで僧はワットに篭って修行にいそしみます。 これは、僧がむやみに外を歩くと雨季の初めに百姓が植えた稲の苗を踏んでしまうという仏様のお考えによるものです。 また、このパンサーの間は原則として僧は還俗することができません。 人々は修行する僧を励ますため、そして自分が徳を積むという意味でワットにタムブンに行きます。 |
| [ TOP ] |
安居明 (
ประเพณีวันออกพรรษา
プラペーニー・ワン・オーク・パンサー)
|
|
陰暦11の月の満月の日です。 安居入(カーゥパンサー)の日から約3か月、ワットで修行してきた僧がその修行を終える日で、この日を目途に還俗する僧もいます。 僧が還俗する際には、自分が僧であったときに使った袈裟や托鉢の時の鉢など、すべてワットに寄進するのが慣わしになっています。 |
| [ TOP ] |
ワン・タックバート・テーウォー (
ประเพณีวันตักบาตรเทโว
プラペーニー・ワン・タックバート・テーウォー)
|
仏様がお母上の所からこの世にお降りになった日であり、つまり仏様がこの世をお開きになった日であると信じられています。 人々は食事やお菓子を持ってワットにタムブンに行きます。 |
| [ TOP ] |
|
参考文献:タイ国文部省検定済 ポーウォーチョー 道徳・倫理学の教科書 仏暦2545年発行 写真:タイ各県の広報より転載許可済み |
| HOME > タイの年中行事 |